三英傑を輩出した名古屋。三種の神器からはじまったパワースポット6選

三英傑を輩出した名古屋のパワースポットは、三種の神器から始まった。

名古屋は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑を輩出した日本の中央に位置する大都市です。その名古屋には、華やかな歴史にふさわしいさまざまなパワースポットがあります。特に熱田神宮には、天皇家の武力を象徴するとされる三種の神器の中の草薙神剣が祀られています。その他、熱田神宮の鬼門を守る御器所八幡宮。名古屋の恋の縁結びで有名な城山八幡宮。城山は織田信長の時代の城とも関係がある地名です。恋のパワースポットは、物部氏の武器倉庫だったという高牟神社。時代が下るにしたがってパワースポットも変わっていきます。名古屋の寺社をはじめとしたパワースポットを6選にしましたので、ご参照ください。


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1. 熱田神宮は三種の神器と関連する名古屋の中心的パワースポット

熱田大神を主祭神に、相殿神には、天照大神、素盞嗚尊、日本武尊、宮簀媛命、建稲種命をお祀りしているパワースポット。熱田大神は、三種の神器の一つである草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を御霊代(みたましろ)・御神体としてよらせられる、天照大神のことです。天照大神は、もちろん皇室の御祖神とも日本の最高神とも仰がれています。相殿神は「五神(ごしん)さま」と呼ばれ、草薙神剣とゆかりの深い神々で、宮簀媛命、建稲種命は尾張氏の遠祖として仰がれる神々です。草薙神剣は、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ、あまのむらくものつるぎ)ともいい、三種の神器のうち、武力のシンボルとされています。スサノオ(素戔嗚尊)が、出雲国においてヤマタノオロチ(八岐大蛇)を切り刻んだ時に、尾を切ると剣の刃が欠け、尾の中から大刀が出てきた。その尾から出てきた剣が草薙剣であるという伝説があります。スサノオは高天原の天照大神(アマテラス)に献上した。剣は天孫降臨の際に、天照大神から三種の神器としてニニギ(瓊瓊杵尊)に手渡されれた。景行天皇の時代、草薙剣は伊勢国のヤマトヒメから、東国の制圧(東征)へ向かうヤマトタケル(日本武尊)に渡された。駿河国で、敵の放った野火に囲まれ窮地に陥るが、剣で草を刈り払い、向い火をつけて脱出する逸話はあまりにも有名です。


熱田神宮
愛知県名古屋市熱田区神宮一丁目一番一号
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2. 城山八幡宮は恋の縁結びのパワースポット

城山八幡宮は、名古屋市千種区のパワースポットで、縁結びの神さまとして有名です。八幡宮の信仰はたいへん古く、階級の上下に分け隔てなく、尊ばれてきました。譽田別命(應神天皇)等の御神徳を受けて八幡宮を起こしたそうです。誉田別尊(ほむたわけのみこと)ともいい、15代天皇で一説には実在が確かめられる最古の天皇とされています。そんな歴史を八幡宮は持っています。その流れを汲んだ城山八幡宮は末森城城山の麓にあり、500年以上前から産土神として崇拝されてきました。いわゆる鎮守さまで、血縁を基にした氏神さまが衰えていく現代にあって、地縁をもとにした鎮守さまは都市部でのパワースポットの中心とされています。末森城は1547年に織田信長公の父、織田備後守信秀公が東山の南端に位置するこの地に本城として築城したものです。この地は、三河方面の松平・今川等への守りとし、弟信光の守山城と列をなして尾張から東方面の守りの固めとしたのです。その要所に城山八幡宮はあるのです。末森の末は「陶」のすえと考えられています。瀬戸地方の陶器作りの面影が残っています。




城山八幡宮
愛知県名古屋市千種区城山町2丁目88番地
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3. 御器所八幡宮は、
名古屋市の隠れたパワースポット、御器所八幡宮(ごきそはちまんぐう)の起源は、明らかではありませんが、第54代帝、仁明天皇(にんみょうてんのう)833年の勅願社とされ、熱田神宮鬼門方位の守護として設置された説が有力です。徳川家康が小牧長久手の戦いの前に立ち寄ったとされて、戦いの勝利を祝って、御器所八幡宮の改修を指示されたそうです。もっと古い時代には、熱田神宮で行う神事で使う土器をこの地で作っていたので、御器所という地名が付いたとも言われています。御器所八幡宮の例祭は秋の実りと神様のご恩恵に感謝して10月に斎行されています。

御器所八幡宮
愛知県名古屋市昭和区御器所4-4-24
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4. 高牟神社は恋の縁結びのパワースポット
高牟神社(たかむじんじゃ)は名古屋市千種区今池にある神社で、成務天皇の時代に創建されて、清和天皇の時代に応神天皇が配祀されたと伝えられています。高牟神社及び物部神社(東区)がある名古屋の今池地区には物部氏の武器倉庫があったとされています。高牟とは、鉾の美称とされます。物部氏と蘇我氏との争いは、古代史のなかでも有名ですね。蘇我馬子、蘇我蝦夷、蘇我入鹿の力は天皇家をしのぐほどだったと言われています。蘇我氏は仏教の熱心な教徒であったのに対して物部氏は神道の古くからの信者。聖徳太子は仏教を重んじ、仏教徒であった蘇我氏が権力を持ちます。

高牟神社の境内には古い井戸があり、今でも手水に用いられています。別名の「古井八幡」や周辺の「古井ノ坂」(こいのさか)の由来にもなっています。拝殿にかけられている社号額は、岸信介による書です。恋の縁結びは、古井から来たダジャレのようですね。

高牟神社
愛知県名古屋市千種区今池1-4-18
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5. 洲崎神社(すさきじんじゃ)、愛知県名古屋市中区栄にある神社のパワースポット。「広井天王」や「牛頭天王」とも呼ばれるパワースポット。古代は、栄地区は海に面していた入江でした。そのときの石を祭った石神さまが洲崎神社です。その後、スサノヲが出雲から、この地にお移りになって、祀られるようになりました。洲崎の天王祭は江戸時代には東照宮時代祭と並ぶ大きな祭りでした。天王祭りは、今でも津島神社で残っています。大きな提灯群を船に乗せて運ぶお祭りです。スサノヲは、古代の日本神話に登場する神で、イザナギ、イザナミの間の子とされる。ヤマタノオロチを出雲で退治した伝説をもち、たたら鉄と関わりの深いとされる神さまです。洲崎神社は名古屋城築城前は栄一丁目全域を社としていました。江戸時代は尾張十社の民社総社的立場にあり、皇室、公家、徳川家より奉納が多数あったパワースポットです。

洲崎神社
名古屋市中区栄1-31-25
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6. 山田天満宮・金(こがね)神社は、銭洗いのパワースポット
名古屋市北区にある天満宮、金神社・山田天満宮は、銭洗いで有名です。もともとは名古屋城の鬼門にあたる北区山田町に学問の神の菅原道真公を祀ったのが起源です。1672年に四代将軍徳川家綱公が学問奨励したのに呼応して、当時尾張の国藩主徳川光友公が、天満宮をととのえたとされます。一月には、うそ替え神事という珍しい行事もあります。公式ページには「嘘(うそ)は、数に限りがあります。」とウソの説明がされています。また、なで牛という牛の石像があり、体の悪い所をなでると病気がよくなるという言い伝えがあります。

1746年に庶民の商売繁盛、金運招福を願って創建された金神社。その後、山田天満宮と合祀されました。

山田天満宮・金(こがね)神社
愛知県名古屋市北区山田町3-25
http://www.tenman.jp/

まとめ


三種の神器という天皇家の至高の宝をご神体にする歴史ある熱田神宮という大パワースポットをはじめ、さまざまなパワースポットが多い名古屋市。日本の古代神話に関連する神社もご紹介しました。また、古代史での物部氏の武器倉庫から発展した神社もありました。今では恋の神社として有名な高牟神社です。その他、三英傑の筆頭の織田信長と関連する城山八幡宮。徳川家康が戦の前に立ち寄った御器所八幡宮など、武力と関連するパワースポットが多いです。しかし、時代が下るにつれて、学問の神をまつる山田天満宮・金(こがね)神社など庶民的なパワースポットが人気を集めていきます。現代では恋の縁結びが一番ホットなパワースポットです。以上、名古屋のパワースポットを6選でご紹介しました。

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