★食べたもので僕らの身体も脳も血流も心さえもできている

【栄養と健康】
栄養について、脳の血流の視点を中心に書く。
脳梗塞は脳の血管が詰まる病気で、動脈硬化、高血圧、糖尿病の延長上にある。
脳梗塞に近い状態では脳の血流が少なくなって物忘れが増える老化が起きやすいと思う。

【認知症】
高齢者に認知症が多いのは、脳にある種のゴミが貯まるから、と考えられている。ある種のゴミはアルミニウム缶のアルミとの関連も疑われている。が、本質的には脳への血流が減って機能が十分に働かないから起きる症状だ。

【脳血管】
お年寄り以外にも脳の血管が傷ついて脳の働きが弱くなる症状を持つ人はいる。病気や交通事故で発症する。歌手のKEIKOさんもその症状を抱えているらしい。

【脳の血流】
脳の血流が足りなくて、手足の片側が麻痺するほどの重症ではなくても、気分や記憶で症状がある。
暗くなったり、感情が出にくくなったり、記憶が忘れっぽくなる。

【血流と栄養】
動脈硬化に対して血流を上げることが対策になる。血液を流れやすく、血管をしなやかに、流れやすくすると良いと言われる。
そのための健康食は肉や乳製品を控えめにするヴィーガンと言われる食生活が注目される。

【血流と食べ物】
野菜、果物、大豆、オリーブオイルなどが血流を流れやすくする効果があると言われる。
逆に肉の脂身、マーガリン、乳製品が血流を悪くすると信じられている。一般的にドロドロと固まりやすい油脂は身体に悪いという。

【油脂の融点】
融点と固体から液体になる温度が高い油脂が室温ではドロドロして固体に近い。融点が低いと室温でもサラサラと液体状だ。
油脂の分子の長さや形で説明される。分子が短くて真っ直ぐに絡まらない形だとサラサラ、長くて絡みやすい形だとドロドロという。

【油脂の種類】
動物性の油脂より魚や植物油にはサラサラの低融点の油脂が多い。
栄養素には脂肪油脂、炭水化物糖分、タンパク質アミノ酸がある。糖質制限や炭水化物も少なめにする食生活は弊害がある。炭水化物は栄養素の中心だ。

【白砂糖】
白い精製した砂糖は血糖値の急上昇を招き、糖尿病の一因となって動脈硬化に繋がる。が、精製していない糖分やでんぷん、炭水化物はゆっくりと吸収されて栄養になるため摂るべきだ。

【アミノ酸と窒素】
タンパク質アミノ酸は肉の成分で窒素を含んでいる。窒素は肉の臭みやアンモニアに含まれる。硫黄も臭い成分でアミノ酸に含まれる。
窒素も硫黄も重要な栄養素で適度に食べるべきだ。魚や植物だけでは、十分に摂れない。


【肉の力】
栄養不足、筋肉が足りない、身長が低いという昔の日本人は肉を食べていなかったためだろう。
食べ過ぎは良くないが適度に肉は摂るべきだ。

【栄養の分解吸収】
腸の中で微生物が栄養を分解する。脂肪は短い脂肪や酢になる。脂肪がエネルギーを一番生みやすい。タンパク質はアミノ酸になる。炭水化物は糖分になる。

【消化微生物】
それぞれを分解する微生物がいる。腸の微生物のバランスを整えるのはヨーグルトだけではなく、普段の栄養素のバランスを整えるとそれをエサにする微生物のバランスも整う。

【砂糖依存】
甘いモノを食べ続けると甘いモノを分解する菌、微生物が増えるので、ますます甘いモノを欲しくなる。
糖は腸の微生物に直接作用するとも言われる。腸に住む良い菌までを流し捨てる作用があるらしい。

【微生物菌と水】
菌は基本的には水の中に住む。水分と栄養素を取り込む菌だ。
一方で人間も動物なので動物性の油脂を分泌する。皮脂などの油だ。

【菌と皮脂】
皮膚や毛穴には皮脂と空気と水分と菌がいる。菌は酸素を好む菌と避ける菌とがいる。一般的に酸素を避ける菌が臭いと言われる。ニキビ菌が毛穴の奥の空気がない部分に増える菌の代表だ。

【腸内には酸素】
腸内は空気がないので、空気、特に酸素を避ける菌が多い。おならや便臭で腸内環境が分かる。

【栄養ミネラル】
それ以外に菌はミネラルを好む菌も多い。鉄分が不足すると鉄を含む赤血球が足りなくなる他に鉄を食べる菌も減って便秘になりやすい。
一方、便秘薬のマグネシウムは菌よりも水分を腸内取り込む力に作用するので効くという。

【重金属の害】
鉛などの重金属は身体に悪い。体内に蓄積して脳や神経にも悪さをする。水俣病が有名だ。

【殺菌作用】
銀や銅は菌を殺す力がある。うまく使えば雑菌を殺す殺菌剤になる。

【栄養とパワー】
アミノ酸、タンパク質、プロテインはアスリートに必須で肉食系と言われる。パワーがでる。
でんぷん、炭水化物、糖分は栄養素のメインで精製した白砂糖以外は避けなくても良い。

【油脂まとめ】
脂肪油脂は融点が低いモノを選ぶ。サラサラしていて新鮮な油脂を選ぶ。熱に弱いオリーブオイル、熱に強いゴマ油を使い分ける。

【まとめ】
若いうち、健康なうちは気づかないが、血流や腸内細菌を通じて栄養素が健康と気分に作用している。