資格試験の勉強について★工学修士から試験勉強アドバイス

資格試験の勉強をする時の心得を書く。
1、好きな分野

2、教科書と問題集

3、時間の作り方


まず、好きな分野で資格試験の勉強をすること。コレが絶対必要。
私は理科、化学が好きで、学生時代に化学の発明や特許を読むのが好きで、特にパソコンなどのIT分野の部品を作る電子材料化学に興味を持った。また英文論文を読み書きする訓練も受けた。

だから、危険物取扱者、知的財産管理技能士、ITパスポート、英語検定の資格は当然好きな分野だった。


取ったほうが就職に有利とか、持っているとカッコいいという理由で、好きでない分野の資格を目指す事もある。そうした資格はものすごく苦労して結局取れなかった。簿記や福祉住環境コーディネーターだ。弁理士、社労士、行政書士もテキストを買い揃えたが取れなかった。単に難しい高度な試験という理由もあるが、得意分野でないという苦手意識がどうしても抜けなかった。

次に教科書と問題集選び。
初期の資格はテキストが少なく一択の場合もあるが、古い資格は豊富にテキストがある。

教科書は実際に書店で手にとって読みやすく、好感が持てる書面の雰囲気のもの。カラー、二色刷り、見開き構成などの要素でなんとなく好きなモノを見つける。出来れば2冊ぐらい買えばどちらかは好きになれる。
問題集は最新がいい。内容は同じでも問題の出し方は、ひねくれて難しくなるモノが多い。最新の問題のクセを読んでおく。

勉強時間は、ある程度はまとめて取ったほうがいい。3時間あれば気分が乗るまで助走があっても正味二時間集中できる。
一時間でも助走が短いなら大丈夫。助走を短くするにはテキストや勉強を小まめ開く事だ。久しぶりにすると助走に時間がかかる。
音楽も目新しくない聞き飽きたものが集中できる。雑音を消すのが目的だからだ。読む、書く、音読、話すを繰り返す事だ。話すのは相手がいるので難しい。覚えるのは繰り返すのが良い。覚えてしまったところは飛ばして覚えてないところを勉強する。解けた問題は繰り返し解かない。
完璧を目指さないのも重要だ。試験で必要な得点率を少し上回る程度で止めておくぐらいが楽だ。好きな分野だとやり過ぎてしまう事があって、資格試験の中での苦手分野へ割く時間が減ってしまう。

以上が、私の資格試験勉強の心得だ。特に目新しい事はない。
苦手分野を頑張るのは薦めない。
好きな分野の勉強をして資格を取って自信を付けるのが醍醐味なのだ。