アメリカは平和維持活動をしている。
大統領選では、主要な論点にならなかったようだ。
アメリカでは、有色人と女性の大統領が望まれている。
歴史上まれにみる高い投票率の大統領選だったが、
候補者は二人とも白人男性だ。
新しい大統領がシリアに平和を、もたらすことを願う。
韓国は女性大統領がいた。
日本には女性の首相はいない。
首相候補の女性(野田聖子さんと蓮舫さん)と
首相夫人を目指す女性(滝川クリステルさん)が有名だ。
私は蓮舫さんに期待している。
彼女のルーツ中華民国(Taiwan)は日本と縁が深い。
台湾の新高山は富士山以上に高い日本の山と教科書に書いていた時代も
ある。
台湾は、中華人民共和国と対立する立場で、
日本に親しみを持つ文化だ。
アメリカには有史以来女性指導者はいない。
日本はクニが始まった最初の元首として卑弥呼があげられる。
女性元首が国の歴史の最初にいた国なのだ。
女性元首が一時的にいる国はあるが、2000年以上前の
歴史のもっとも古い時代に女性元首から始まった国というのは、
誇るべきことだ。
2000年の歴史で日本は中国から文化を取り入れてきた伝統がある。
150年は欧米から取り入れて、直近75年はアメリカ文化を取り入れている。
伝統的に外の文化を取り入れて消化するのが得意な国だ。
シリアでも平和維持は大事だ。
だが自分の家族はもっとずっと大事だ。
自分の子どもを育て、家族を守る生活を続けられることを世界中が願っている。
家族のそばで暮らしたいのは、世界共通だ。
家族と離れて暮らすのはさみしい。
それが、戦地での生活ならば非常につらい。
家族のそばで生活したい人を無理やり戦地へ向かわせる政治には
反対だ。
兵士は闘いの駒の中の一人だが、母は息子にとって一人しかいない。
世界は、自分の息子や家族を戦地へ行かせないように変わってきている。
家族と離れて戦地へ行くのを止めたいと願う心は強い。
だれでも戦地より家族の近くにいたい。
アメリカの平和維持の任務は理解に苦しむ。
シリアでは北西部のイドリブ県でシリア軍が激しく攻撃している。
10月26日の反体制派の基地への攻撃はロシア空軍によるものだとされる。
シリアは、政治犯が多く捕らえられている。
シリアの戦争がテロリストとの闘いだと、アメリカで説明されているらしい。
10年以上テロと戦っている。
トルコはリラが暴落している。トルコリラは史上最低水準に価値が落ちている
。
トルコ経済は破綻している。
ヨーロッパのEUからの支援もない。
ヨーロッパとアラビアの戦いがシリアで起きている。
アラビアは原油が尽きる前に経済成長したい。
ヨーロッパは移民を拒んでいる。
トルコとクルド、イラクはシリアで石油資源を巡って争っている。
シリアの既知の石油埋蔵量の多くは、
主にイラクとの国境近くのデリゾール県の東部と
ユーフラテス川沿いにある。
この石油問題が、イラクとシリアの間の主要な問題だ。
アラブ首長国連邦でも合計特殊出生率は下がっている。
アラブも子どもが少ない。彼らも息子たちを戦士にはしたくない。
シリアの平和維持活動は、
石油権益のために利用されている。
石油の価値は将来、下がる。電気自動車はほぼ実用化レベルだ。
電気でガソリンの代わりが出来る。
アラブ人は殺害者だとアメリカでは教育されている。
アメリカは1945年にも同じ理屈、同じ教育で日本に原子爆弾を投下した。
1945の原爆は、完成した核兵器の人体への被害を調べる実験観察の場だったことが明らかになっている。
投下直後には70年は、草も生えないと言われた広島、長崎だ。
だが、2020年には広島も長崎もごく平和な地方都市として完全に復興している。
1945年に広島長崎での死者はほとんどが市民で、女性子ども年寄りが多かった。きわめて非人道的な虐殺だ。
その後、アメリカは日本の復興に尽力した。
日本もアメリカの繁栄のために多くの努力をして役立ってきた。
1919年のベルサイユ条約はドイツの敗戦処理を決めた。
1919年の敗戦処理がナチスを招いた引き金だ。
1919は失敗だ。これはキッシンジャーも認める世界戦略の基本だ。
アメリカはベトナムでもゲリラと闘い敗北している。これからも戦争に完全勝利はできないだろう。
東京の電源である福島の原子力発電所での核爆発(2011)の影響も
2020年には、極めて小さい。
回復している。
おもにDNA損傷で、癌による死と、子どもが生まれにくくなる被害だ。
現代では福島の放射能で白血病にかかったと思われる水泳選手(池江さん)も回復している。
放射能の多い戦地を慰問された皇族にも、お子様が生まれており、遺伝の被害も克服している。
核兵器を福島より大きな都市、福島より首都に近く都市で使用する作戦は
国際法上無理だ。もちろん、世界中のどの地域でも同じだ。
東京オリンピックは放射能の影響ではなく、コロナの影響で延期された。
2020年のクリスマスは
コロナ時代の最初のクリスマスだ。
2020年コロナは、2月の春節と呼ばれる中国民族の帰省ラッシュがきっかけでパンデミックが起こった。
2020年クリスマスの休暇に戦場や勤務先から故郷や自宅へ戻るときに
コロナのキャリアとならないように細心の注意が必要だ。
世界は、核兵器の時代を克服して、
コロナとの時代にシフトした。