ゴッホの絵をもとにして手描きの油絵によるアニメーションと実写をコンピューターグラフィックスで組み合わせた映画。
イギリスの作品なのかな?
日本ではNHKが応援してる。
教育的で映画アニメーションの新しいスタイルだった。
ゴッホの絵が実写と重なり動き出していく様は素晴らしい。
サスペンス仕立てでゴッホの死を探偵風に調べる若者が、描かれている。内容は史実等と整合性を取るように作られているようだった。
手紙や証言を積み重ねていく様子がストーリーとなっている。
ストーリーは別に複雑でも面白い訳でもないが、絵が圧倒的に面白い!
ゴッホの絵を少しだけ知ってるだけだったがそれがわずか数年間で800点も描かれた事、一作がわずか2時間ほどで書き上げられた事、毎日朝9時から夕方6時までの勤め人のような画業だった事など有名なエピソードも盛り込まれている。
英語が実に簡単で美しく発音されていて私でもなんとなく聞き取れる部分があって嬉しくなる。
最期を描く暗い内容はともかく絵が最高。これはアニメーションのアイデア賞だね。
素晴らしい。
油画は掛けないけど、ちょっと油絵風の作品も描きたいと思ったよ。
ゴッホは西洋のヘタウマの元祖ぐらいに思ってたが、上手いよね。
映画を作る人たちのゴッホへの尊敬が感じられる。
これは日本では浮世絵版画風のアニメーションで対抗しようと思う人がいるだろうね!