白花油バイファヨウの成分を見ると

白花油バイファヨウ
シンガポールの古くからある万能薬。
台湾と香港の工場で作られています。
それぞれ和興、萬應というブランド名がついていますが中身は同じものです。

効能は
頭痛、
虫刺され、
肩こり、
筋肉痛、




成分としては

・薄荷冰…(ミントエッセンス) 
・冬青油…(ウィンターグリーンオイル) 
・桜葉油…(ユーカリオイル) 
・樟腦…(カンファー) 
・薫衣草油…(ラベンダーオイル) 


ミントは一般的なす~とするハッカと同じです。ペパーミントや日本ミントなど、数百種類のミントがあるそうです。

ハッカは北海道の北見が有名です。農産物からハッカを蒸留して取り出す製法だそうです。
普通は合成のハッカ成分がメントールとして歯磨き粉に用いられています。

ユーカリ、ラベンダーも精油として一般的なものですね。




この中で、特に薬効成分は樟脳ショウノウです。
クスノキの精油です。
タンスに入れる防虫剤として古くから活用さてています。
白い結晶で決して誤飲しないように気をつけてください。

樟脳を成分にもつ白花油も防虫効果がありますが飲用は厳禁です。


クスノキは国産もありますが、基本は熱帯雨林原産の薬効成分のある木です。

ショウノウは別名カンファー、カンフルとも言います。カンフル剤として咳止めに使われた経緯があるようですが、飲用厳禁ですからマスクに極少量垂らす程度です。

ミントが一番多い成分のようですから、ハッカを精油で溶いて、ごく少量の樟脳を加えたものが
白花油の正体だと思います。

古くからの万能薬ですから、効果はあるものの、穏やかで自然素材由来なのが安心感がありますね。


バイファヨウ。白花油。タイガーバームと並び称されるアジアの古来の薬です。