アルミ箔電池の実験記録について、より分かりやすく解説します
実験の概要
実験では、アルミ箔とスポンジ、食酢などを用いて、1.6ボルトの電圧を長時間維持できるアルミ箔電池の製作を試みています。
実験のポイントは、以下の通りです。
* 材料: アルミ箔、スポンジ、食酢、塩寒天、硫酸鉄など、身近な材料を使用。
* 構造: スポンジに電解液を含ませ、アルミ箔と接触させることで電池を構成。
* 性能: 1.1ボルト以上の電圧を1時間程度維持できることを確認。
* 特徴: 充電可能で、繰り返し使用できる可能性がある。
実験結果と考察
* 電圧と電流: 充電時よりも放電時の電流が低く、キャパシタのような充電特性を示唆。
* 寿命: 長時間放電するとアルミ箔が傷み、性能が低下する傾向。
* 材料の効果: 硫酸鉄が電池性能に貢献している可能性があるが、未確認。塩寒天やみょうばんの効果は不明。
* 安全性: 使用する薬品は比較的安全で、家庭でも入手可能。
今後の課題と展望
* 材料の最適化: 各種材料の量や組み合わせを調整することで、より高性能な電池が作れる可能性がある。
* メカニズムの解明: 電池内の化学反応を詳細に分析することで、性能向上につながるヒントが得られる。
* 耐久性の向上: アルミ箔の劣化を抑制し、電池の寿命を延ばす方法を検討する。
* 応用: 作製した電池を他の電子機器に組み込み、実用性を評価する。
研究の意義
この研究は、身近な材料を用いて高性能な電池を製作できる可能性を示唆しています。今後、さらなる研究が進めば、環境に優しいエネルギー源として、または教育用の教材として活用できるかもしれません。
まとめ
この実験は、アルミ箔電池の可能性を大きく広げるものであり、今後の発展が期待されます。より詳細な分析と実験を重ねることで、より高性能で実用的な電池の開発につながることが期待されます。
#1.6ボルト級アルミ箔電池#
1キロΩの抵抗をテスターと直列繋ぎしてます。電源から充電してみると電流値は高くない。3.2ボルトで3ミリアンペア程度。放電時には1ミリアンペアぐらい。実測で1.6ボルト以上の電圧を維持する時間は短い。1.1ボルト以上なら1時間近く続く。これまでより高電圧で長寿命になった。
アルミ箔部分は一段。アルミ箔の空気電池の理論値は2.7ボルトで1.6ボルトはwikiの公称電圧と一致してる。固体電解質、強アルカリ、高温などの条件があるみたい。
自作のアルミ箔電池はスポンジ電池で押すとにじむぐらいの水分を含んでる。ゼリー状半固体ってトコ。強アルカリではないし、室温。酢酸使用だから弱酸性。
充電時の通電チェックをしっかりやった後だったから、アルミ箔電池がしっかり充電できたのかも。充電時にかける電圧3.2ボルトに対して半分程度の電圧、電流も半分ぐらい。キャパシタ的な充電からゆっくり放電してるのか。
繰り返し使えるか二次電池かどうかは不明だけど、放電時の劣化はありそう。特に長く放電するとアルミ箔が傷む。また早めに充電すれば電圧、電流はある程度は復活します。
専門の薬品も、ドライルームもない。単にその辺りの店で買えるような寒天、食塩、食酢、ステンレス網だけ。スポンジには硫酸鉄やみょうばん、酸化亜鉛を染み込ませた。みょうばんや酸化亜鉛は必須かどうか不明。硫酸鉄は役に立ってると思うが未確認。
硫酸鉄もそれほど危険な薬品とは思えない。アマゾンで買える。備長炭アルミ箔電池の延長で、備長炭の代わりをスポンジで、塩水ペーパーを塩寒天で置き換えてる。塩寒天は焦がしてみたが効果はハッキリしてない。
ステンレスからテスターに繋ぐ部分はゼムクリップ。普通の文房具だ。ゼムクリップの外れそうな部分をスチールウールで少し補強してる。ハンダゴテもそのうち使いたいが、まだ持ってない。
身の回りのモノでなんとか工夫して作るのが楽しい。分解して作った電池を時間をおいて組み合わせて高電圧が再現できるのが当面の目標。母校でちゃんとした電池測定を依頼できるレベルにしたい。