パワーシフトは未来予想の名著だった。
当たる部分もあった。
力、労働力から資本力へ、そして情報力からネットワーク力へ、シフトしてきた。
情報を一部の人が独占して利益を得る産業から、情報が巷に溢れて誰でもアクセス出来るようにシフトしてきた。
特許権は企業の発展の基になる。つまり知識から知恵の時代に移る。が最早、素人でもプロでも発見発明を人間の力だけでは出来ない時代が来る。
人工知能による計算によらなくては発明から遅れる。詰まりスピードの時代。
スピードの時代には人間の才能とコンピューターのスピードが勝負を分ける。
ここまでは、現実的な話。
ここからは、理想論。
このスピード時代のあとに
それぞれの利権を人類全体の幸福を目的として法律で調整する時代が来るかもしれない。それを目的重視型社会と呼ぶ。