第四類危険物を中心に身近な化学の英語を語る

危険物について、日常生活との接点を英単語と共に紹介します。

危険物の第四類はガソリンを中心とした燃える液体リキッドを扱います。

試験問題を解く。
プロブレムをソルブする。
解く、溶くは(とく)という日本語に漢字を当てはめて使い分けてます。ほぐすという意味で、問題の謎を解く。水に塩を溶かす。漢字は違っても英語はソルブ。解決をソリューション。溶液もソリューションと言います。食塩はソルト。サラリーマンのサラリーは塩ソルトと語源が近い。

プレッシャー、ストレスは職場での環境が悪くて居心地が悪いような意味合いでも使います。プレッシャーは圧力でストレスは応力と訳します。圧力は面積当たりの力ですね。

圧力は大気圧が身近。空気が押す力で、水銀を76センチ、水を10メートル押し上げます。
台風が950ヘクトパスカルって言えば大気圧が低い強い低気圧って分かります。1013ヘクトパスカルが1気圧。
ヘクトパスカルのヘクトは単位のキロやマイクロの仲間です。キロは1000、メガが10の6乗。ミリが0.001でミクロンが10のマイナス6乗。ナノがマイナス9乗。その十分のイチをオングストロームÅという。Åが化学の中で一番小さい単位だな。物理ならもっと小さいかも。

10メートルで1000ヘクトパスカルってきっかりでないのは、単位の決め方のせいです。
長さの単位は古くは人間の身体の大きさから、新しくても地球の大きさから決めました。重力加速度の大きさは9.8っていう中途半端な数字が出ます。

大気圧は水の柱の高さと重力加速度から計算して1013ヘクトパスカルっていう中途半端な数字が1気圧です。

大気圧はアトモスフィア、雰囲気のこともアトモスフィアって言います。雰囲気って周りのガスのことで、窒素雰囲気とか水素雰囲気とか言います。

単位面積当たりとか、単位体積当たりで比べるっていうのもよくあります。

空気より軽いと上に行くし、重ければ下に貯まる。
水より重ければ沈むのと一緒ですね。

密度デンシティーは体積当たりの重さで、濃く充実した事をデンスとも言います。
水のデンシティーと比べて比重を出すと浮くか沈むか分かります。比重はスペシフィック グラヴィティ。グラヴィティは重力のGです。スペシフィックはスペシャルと似てます。特別と似てる特有の値みたいな意味です。

密度はグラム毎立方センチメートル、英語だとグラム パー キュービック メータ。
面積当たりを言う時はグラム パー スクエア センチメータ。
メータよりミータって発音すると英語っぽい。


燃えるのは酸化の一種です。酸化はオキシデーション、酸素がオキシゲン、Oが酸素の記号です。水素はハイドロゲンでH。

酸素が付くのでオキシデーション。
酸化のカは加える加と音が一緒で、還元の元が減少の減と音が一緒です。
還元はリダクション。レデュースって減らすって意味でリダクション還元と似てるんです。
酸化還元を合わせてレドックスって言います。リダクションとオキシデーションを繋げてレドックス。

酸化は普通は悪者ですね。燃える、錆びるのは酸化。

逆の還元は相手方に起こるんですが、自然には酸素が相手方になるんで、見えません。酸素が酸化剤で、酸化剤自体は還元される。酸素分子はゼロで鉄サビ酸化鉄になかの酸素はマイナス。
マイナスって電子エレクトロンを強く引き寄せた状態。


この逆が還元剤。還元剤で身近なのはビタミンCです。ビタミンCって栄養として有名ですね。ビタミンCって飲み物に酸化防止剤にもなってます。酸化防止剤って、他よりビタミンCが先に酸化されるので、それ以外の食品や飲み物が酸化されない。
ビタミンCは酸化される、つまり相手を還元する、還元剤の一種です。

還元剤ってメッキの世界では一番大事な薬品です。リダクションさせるリダクタントが還元剤。
金属が錆びるのが酸化ですが、金属を溶かした溶液から金属を取り出すのは、還元って言うんです。

メッキは金属を薄く表面に付ける技術。金めっきは奈良の大仏の昔ながらの技術。めっきはプレーティング。

銅めっきでいうと銅イオンが銅の2プラスが、還元されて銅の金属メタルのゼロ価になると、十円玉の銅の色のメタルができます。
金属はピカピカして電気を流して延びるのはすべて電子エレクトロンが自由に動き回るから。鉄サビ酸化鉄とかのエレクトロン電子は酸素の近くにくっついてる。鉄メタルは自由電子エレクトロンが飛び回るので、ピカピカして、延びる。くっつけてる糊の役割が電子エレクトロンで糊が動く感じだね。糊をグルーっていうけどグルーはニカワ膠のこと。膠をきれいにするとゼラチン。ゼラチンとグルーは成分が共通してる。



この還元は銅のプラスにマイナスの電子エレクトロンをあげるんです。
プラマイゼロでメタルっていう事です。電子エレクトロンをあげるのを電極っていう外から電気を流すとカソード陰極にマイナスの電子エレクトロンが来て、そこでプラスの銅イオンのプラスと反応してメタルになる。

コレを薬品でやると還元剤です。還元剤は自身が酸化されて銅イオンに電子エレクトロンをあげて銅を還元する。
銅を溶かした液体に還元剤を入れるとプラスイオンの銅が還元されてメタルの銅になる。

還元リダクションを語りすぎました。オキシデーションは酸化で錆びる時のことです。
錆びるのは、銅メタルが酸化銅になると錆びるっていいます。鉄が錆びると酸化鉄。ホッカイロが鉄の黒い粉が入っていてゆっくりと錆びる反応が進んでるんです。錆びると燃えるはスピードは違いますが、どちらも酸化。熱が出ます。

熱がヒートアップすると温度テンプラチャーが上がります。温度はtで表します。℃はデグリー シーと読みます。
絶対温度がKケルビンね。

温度は物理と化学ですごく重要です。
融点ってメルティングポイント、メルティング ポッドでるつぼで、人種が融けて混ざりあう様子を人種のるつぼって言います。
メルティングに対して、茹でて蒸発するのはボイリングポイント。ボイルドエッグでゆでたまご。

鉄は錆びるけどステンレスは錆びません。ステンレスは鉄に混ぜ物をして錆びなくしてあるんです。鉄は磁石が付くけど、ステンレスは混ぜ物が多いと磁石マグネットが付かないです。ステンレスをSUSサスとも言います。スチール ユーズ ステンレスの頭文字でSUSサス。ステンレスのレスはないって意味のレス。ステンレスは何がないか?歪がないって意味のストレインがレスでステンレスって名前にしたらしい。

ストレスストレインカーブのストレインは歪で、ちからストレスをかけると歪むストレインする割合のグラフです。歪まないのでストレインレスでステンレス。

鉄は熱で膨張します。夏に暑いので線路の鉄が膨張して、レールが歪むのを防ぐのに、線路には間を開けて繋げます。
ステンレスは膨張が大きいので、ステンレス製のシンク流し台に熱湯を流すとボコって音がします。熱で膨張して変形すると音がするんです。

危険物はガソリンがメインです。自動車関連の英語は和製英語が多いので有名です。ガソリンスタンドよりガソリンステーション、ガスステーションと言います。フューエル ステーションとも言います。フューエル セルで燃料電池。セルって細胞の事も言う。バッテリーとセルはどっちも電池だけどフューエルセル、リチウムイオンバッテリーって使い分けしてるかも。
バッテリーって野球の投手と捕手。出すと受けるの組み合わせ。ボールがエレクトロンのことになるか。


満タンはタンクをフィルアップすることで、フィルアップをフルと言い換えてフルが満席とかの満です。

空カラはエンプティー。ハンドルはホイール、クラクションがホーン、ボンネットがエンジンカバー、アクセルがペダルとかいろいろ。

ガソリンはレギュラーとハイオク。レギュラーは普通でハイオクがオクタン価がハイ高いガソリン。オクタン価ってノッキングしにくい指標です。ノッキングってエンジンの中の燃焼トラブルです。じわじわゆっくりと燃えるとノッキングしない。

ガソリンは石油から作るんだけど、石油もガソリンもいろいろなオイルの混合物です。石油を温めて蒸留して分ける。分留です。蒸留はディスティレート。分留がフラクティネート。フラグメントが分かれたもの。ハードディスクがコマ切れのフラグメントに分かれるっていうのと同じだ。

ガソリンは一番低い温度で真っ先に蒸発してくる成分で融点メルティングポイントが低い。
メルティングポイントが低いと液体から飛び出しやすいと同じ。液との繋がりが弱い。分子が小さくて軽い。
分子が長くて重いとメルティングポイントも高くて燃えにくい。重油はそんな油。
単純に言えば軽油は燃えやすく、重油は燃えにくい。軽油よりもっと軽くて燃えるのがガソリン。ほとんど気体ガスみたいな油。

ガソリンは色を付けてあるから、オレンジ色だけど、着色しなかったら無色透明。

さっきのオクタン価が高いガソリンは分子が枝分かれしまくってるモノを100、枝分かれ無しの真っ直ぐを0としてる。真っ直ぐな分子だと単純な形だから一気に燃える。複雑に枝分かれしてると燃えやすいところからゆっくりと燃え始めて燃えにくいところがあとからじわじわ燃える。ノッキングは一気に燃えすぎると起こるから、じわじわ燃える方の油が性能が良いんだよね。


無鉛ガソリンは昔のガソリンにノッキング防止剤として鉛入りの油を含んでたんだ。鉛は性能が良くて使い道はあるんだけど、神経に毒だから使わないんだ。
ハンダも鉛を使えば、柔らかくて使いやすいハンダが簡単に出来るけど、毒だから、鉛フリーにしようってなった。鉛はリード。Pbって記号だけどリード。Auって記号だけどゴールドと同じで歴史が古く昔っから使う金属は特別な呼び名がある。鉛に近いビスマスはBi、金に近い白金プラチナはPt。珍しい金属ほど元素記号と呼び名が一致。


クルマ以外に油は食品でも身近。オリーブオイル、アマニ油、ホホバオイル。
水と油って仲の悪い代表だよね。水に溶けるものは油に溶けない。水に溶けないものは油に溶ける。油同士は混ざる。

油と水の両方とくっつくモノを石けん界面活性剤という。ソープ、サーファクタント。サーフェイスは表面。表面積はサーフェイス エリア。



アルコールが酸化すると酢酸。ワインが酸化するとヴィネガー。酸っぱいってお酢の酢酸の事をイメージする。ワインってwineって書くけどwとvって似てるんだよね。ワインをvinとも書いたらしい。Vinを酸っぱくするとヴィネガー。
酢酸がお酢の酸っぱさの決め手。酢酸は栄養素の油分子が分解された最終型。油はグリセリンとカルボン酸3つに分解して、カルボン酸は炭素が2個づつ取れてベータ酸化だよね。カルボン酸が最後に酢酸になる。

酢酸は酒エタノールからも出来るがオイル油からも出来るんだ。油脂を栄養の分野だとファット脂肪っていうね。

酸っぱいっていう性質を化学では酸性っていう。水素イオンの濃度を測るpHで測る。酸性が強いとphは2とか3とか低い。ペーハーはドイツ語読み、ピーエイチが英語読み。ちなみにCをシーと英語読み、ツェーってドイツ読み、ハが日本語読み。abcでイロハ。音楽でロ短調はBマイナー。


酸をアシッドという。Acid Black Cherryっていうバンドのアシッドも酸。
酢酸はアセティック アシッド。アセチレンはアセティックアシッドの仲間で炭素数が同じだからアセトで、アセトンもそう。

逆の性質をアルカリ性。アルカリはヌルヌル系。温泉とかのヌルヌル。皮膚を溶かす。ソーダ村のソーダさんがソーダ飲んで死んだソーダ。ソーダは炭酸ソーダ水じゃない。ソーダはナトリウムのこと。ナトリウムの化合物で苛性ソーダが水酸化ナトリウム。苛性は皮膚が溶けて痒い事。


酸とアルカリを混ぜると打ち消しあって酸っぱいのもヌルヌルもなくなる。中和。

危険物は中和よりもレドックス酸化還元がメインだね。

第四類以外にも危険物はある。ニトロはダイナマイトの原料で大爆発する危険物。ノーベル賞のノーベルさんはこのダイナマイトの発明で大金持ちになった。ダイナマイトは兵器だよね。
ダイナマイトはダイナミックとも語源が同じ。大きく動くこと。動かないのは静的スタティック。DRAMとSRAMはダイナミックとスタティックなラム。ラムはランダムアクセスメモリ。ROMがリードオンリーメモリ。


戦争が技術力を高めてきた歴史がある。原子爆弾アトミックボムもアインシュタインの核分裂反応の理論を使った兵器。鉄腕アトムのアトムは原子のアトム。

分子はモレキュラー。モレキュラーシーブっていうと水分子を吸着する乾燥剤。

オキシドールも危険物。昔の消毒薬。酸素の泡が出て傷がしみるほど消毒した。

リチウム電池のリチウム金属も危険物。リチウムは水と激しく反応して燃える。

ガスは危険物取扱者資格でいう危険物には含まない。危険なガスはいっぱいあるから別枠。

酸化剤も還元剤も危険物。

危険物は火事になる危険物っていう意味で、人体に毒があるかどうかは別物。燃えないけど、すごく毒性がある薬品たちも別枠。



オイル、油の仲間が第四類危険物。
機械油、食用油、燃料油が含まれる。とくにメルティングポイントが低い蒸発してガス化しやすい軽い分子の油が危険だ。


【水処理】肥溜めに鶴、糞味噌、ケツの穴の小さい男、黄金色のダイヤ

【水処理技術】
水処理とは、汚泥すなわち糞尿処理技術だ。都市では糞尿は川や海に流して自然が浄化するスピードでは追いつかない。人工的に浄化を加速する施設が必要。が中身は自然界の微生物を集めて処理させている。人間はただ微生物反応を加速させているだけだ。

【水と糞尿】
糞尿は汚く臭く不衛生だ。
都会の糞尿を集め、田舎の田畑の肥料にするシステムは江戸時代からある。近年は化学肥料が多くなり、田畑も減っている。糞尿を肥料にするよりも効率よく処理して経済的メリットがある技術が必要だ。

【微生物と水処理】
微生物処理のうち、前半が酸素を使う微生物反応、後半が空気を遮断したメタン発酵だ。メタン発酵は腐敗と極めて近い。腐臭がしてハエが集まる。


【衛生面と水】
日本では衛生面はクリアして経済性が追求されている。アジアではまず衛生面での管理を重視している。温暖な国では糞尿からハエや病原菌のリスクも高い。人口密集地で下水処理場が十分でないインド地方には、水処理技術へニーズが高い。キレイな飲み水と衛生的な下水処理は、インフラビジネスになる。


【アジア向け小型タンク】
現状のアジアの水事情からいきなり日本レベルに上げるより、家庭内から集落レベルでの簡易な浄化技術を普及させた方が効率よく、実現出来ると信じている。

【インドの水処理】
インドには汚泥を小型タンク内に貯めてメタン発酵させて家庭用燃料ガスを得る技術はある。メタン発酵はすごく簡単で素朴だ。課題は衛生なのだ。汚泥を家のそばに保管するなら、十分な衛生管理が要る。

【水処理と健康被害】
汚いモノを扱う研究は、金になるが健康被害を恐れて研究者が少ない。身近な糞尿だが、大量の猛毒化学薬品を扱うのと同レベルのシールドが必要だ。
【水処理研究者】
つい油断して鼻や目の粘膜をヤラれるケースは多い。

【アジアへ向けて】
日本のような超清潔社会とは、違う発想のメタン発酵技術力が必要だろう。

http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/kenkyu/201612.html

★食べたもので僕らの身体も脳も血流も心さえもできている

【栄養と健康】
栄養について、脳の血流の視点を中心に書く。
脳梗塞は脳の血管が詰まる病気で、動脈硬化、高血圧、糖尿病の延長上にある。
脳梗塞に近い状態では脳の血流が少なくなって物忘れが増える老化が起きやすいと思う。

【認知症】
高齢者に認知症が多いのは、脳にある種のゴミが貯まるから、と考えられている。ある種のゴミはアルミニウム缶のアルミとの関連も疑われている。が、本質的には脳への血流が減って機能が十分に働かないから起きる症状だ。

【脳血管】
お年寄り以外にも脳の血管が傷ついて脳の働きが弱くなる症状を持つ人はいる。病気や交通事故で発症する。歌手のKEIKOさんもその症状を抱えているらしい。

【脳の血流】
脳の血流が足りなくて、手足の片側が麻痺するほどの重症ではなくても、気分や記憶で症状がある。
暗くなったり、感情が出にくくなったり、記憶が忘れっぽくなる。

【血流と栄養】
動脈硬化に対して血流を上げることが対策になる。血液を流れやすく、血管をしなやかに、流れやすくすると良いと言われる。
そのための健康食は肉や乳製品を控えめにするヴィーガンと言われる食生活が注目される。

【血流と食べ物】
野菜、果物、大豆、オリーブオイルなどが血流を流れやすくする効果があると言われる。
逆に肉の脂身、マーガリン、乳製品が血流を悪くすると信じられている。一般的にドロドロと固まりやすい油脂は身体に悪いという。

【油脂の融点】
融点と固体から液体になる温度が高い油脂が室温ではドロドロして固体に近い。融点が低いと室温でもサラサラと液体状だ。
油脂の分子の長さや形で説明される。分子が短くて真っ直ぐに絡まらない形だとサラサラ、長くて絡みやすい形だとドロドロという。

【油脂の種類】
動物性の油脂より魚や植物油にはサラサラの低融点の油脂が多い。
栄養素には脂肪油脂、炭水化物糖分、タンパク質アミノ酸がある。糖質制限や炭水化物も少なめにする食生活は弊害がある。炭水化物は栄養素の中心だ。

【白砂糖】
白い精製した砂糖は血糖値の急上昇を招き、糖尿病の一因となって動脈硬化に繋がる。が、精製していない糖分やでんぷん、炭水化物はゆっくりと吸収されて栄養になるため摂るべきだ。

【アミノ酸と窒素】
タンパク質アミノ酸は肉の成分で窒素を含んでいる。窒素は肉の臭みやアンモニアに含まれる。硫黄も臭い成分でアミノ酸に含まれる。
窒素も硫黄も重要な栄養素で適度に食べるべきだ。魚や植物だけでは、十分に摂れない。


【肉の力】
栄養不足、筋肉が足りない、身長が低いという昔の日本人は肉を食べていなかったためだろう。
食べ過ぎは良くないが適度に肉は摂るべきだ。

【栄養の分解吸収】
腸の中で微生物が栄養を分解する。脂肪は短い脂肪や酢になる。脂肪がエネルギーを一番生みやすい。タンパク質はアミノ酸になる。炭水化物は糖分になる。

【消化微生物】
それぞれを分解する微生物がいる。腸の微生物のバランスを整えるのはヨーグルトだけではなく、普段の栄養素のバランスを整えるとそれをエサにする微生物のバランスも整う。

【砂糖依存】
甘いモノを食べ続けると甘いモノを分解する菌、微生物が増えるので、ますます甘いモノを欲しくなる。
糖は腸の微生物に直接作用するとも言われる。腸に住む良い菌までを流し捨てる作用があるらしい。

【微生物菌と水】
菌は基本的には水の中に住む。水分と栄養素を取り込む菌だ。
一方で人間も動物なので動物性の油脂を分泌する。皮脂などの油だ。

【菌と皮脂】
皮膚や毛穴には皮脂と空気と水分と菌がいる。菌は酸素を好む菌と避ける菌とがいる。一般的に酸素を避ける菌が臭いと言われる。ニキビ菌が毛穴の奥の空気がない部分に増える菌の代表だ。

【腸内には酸素】
腸内は空気がないので、空気、特に酸素を避ける菌が多い。おならや便臭で腸内環境が分かる。

【栄養ミネラル】
それ以外に菌はミネラルを好む菌も多い。鉄分が不足すると鉄を含む赤血球が足りなくなる他に鉄を食べる菌も減って便秘になりやすい。
一方、便秘薬のマグネシウムは菌よりも水分を腸内取り込む力に作用するので効くという。

【重金属の害】
鉛などの重金属は身体に悪い。体内に蓄積して脳や神経にも悪さをする。水俣病が有名だ。

【殺菌作用】
銀や銅は菌を殺す力がある。うまく使えば雑菌を殺す殺菌剤になる。

【栄養とパワー】
アミノ酸、タンパク質、プロテインはアスリートに必須で肉食系と言われる。パワーがでる。
でんぷん、炭水化物、糖分は栄養素のメインで精製した白砂糖以外は避けなくても良い。

【油脂まとめ】
脂肪油脂は融点が低いモノを選ぶ。サラサラしていて新鮮な油脂を選ぶ。熱に弱いオリーブオイル、熱に強いゴマ油を使い分ける。

【まとめ】
若いうち、健康なうちは気づかないが、血流や腸内細菌を通じて栄養素が健康と気分に作用している。



通信会社の事務員時代★居場所がなかった見つからなかった

通信会社で事務員をしていた。中途採用の契約社員だった。2ヶ月ほど先に入社した先輩Hさんが同じグループにいた。

Hさんは私と同年代で若い時はSEをしていたらしい。とにかく無口でほとんど声を聞いたことがない。
エクセルのVBAというプログラミングを使いこなしていた。
その通信会社は、外から見るとIT技術を持っていそうに思ったが、中身はほぼ公務員。文科系の対人折衝能力が重視される社風だった。
中でも総務や人事系事務員を集めた部門なのでエクセルは単に表の形をしたソフトといった認識だった。

HさんはVBAを駆使して様々な仕事をバッサバッサ片付けていた。
中でもアンケート集計は得意分野だった。様々な社員のアンケートをいろんな切り口で集計してグラフにするのが早いのだ。集計というエクセル向きの仕事だった事もあるが、数百人から数千人規模のアンケートで社員の職位やら年齢、身分などに分類して綺麗に処理していた。

他には、社員コードから社内セミナー出席名簿を作って、受付画面を作る。それまでは紙に印刷して受付嬢が目で探して手でチェックしていた。一気に出席者がコードを入力する受付フォーマットを作って省力化にインパクトがあった。

管理職全員からもらった項目ごとのコメントをエクセルで管理して、一気にパワーポイントフォーマット上に書き込んで、数百ページの社内ウェブサイトを公開したのも驚いた。

ちなみにその通信会社は社内ウェブサイトは完全に手作りのHTMLだった。出来る社員がいればHTMLだが、一般的にはPDFを作って貼っておくだけのページがほとんどだった。
ブログ風フォーマットであるワードプレスなど名前すら知られていなかった。

私は本当に公務員お役所の仕事も長かったが、その通信会社のお役所仕事は本物以上にお役所風だった。
基本的に社内事務をする部門だが、機械が打ち出したような冷たいキチッとした文書フォーマットが絶対に必要とされた。文字の大きさ、改行を人間がやっているのに機械風にするのだ。

大量反復は機械的にやるのに向いているが、少人数個別的な書類にも機械的な雰囲気が求められていた。私は個別的な書類を扱う仕事を担当してずいぶん苦労した。一つ一つ書類を作るのでどうしても人間臭くなってしまうのだ。馴れない人間がパソコンを使っているという雰囲気がにじみ出てしまうのだ。

HさんのようにVBAを使う能力もなく、個別処理もたどたどしい私はすぐに行き詰まって、居場所はなかった。

似たような不器用社員と愚痴を話していたら、話し相手がうつ状態になって退職したこともあった。

結局私は一年間置いてもらうだけで、契約満了。事務員としてやっていく自信は砕けて、改めて理系職を目指すことになるのだが、それは、別のお話にします。

資格試験の勉強について★工学修士から試験勉強アドバイス

資格試験の勉強をする時の心得を書く。
1、好きな分野

2、教科書と問題集

3、時間の作り方


まず、好きな分野で資格試験の勉強をすること。コレが絶対必要。
私は理科、化学が好きで、学生時代に化学の発明や特許を読むのが好きで、特にパソコンなどのIT分野の部品を作る電子材料化学に興味を持った。また英文論文を読み書きする訓練も受けた。

だから、危険物取扱者、知的財産管理技能士、ITパスポート、英語検定の資格は当然好きな分野だった。


取ったほうが就職に有利とか、持っているとカッコいいという理由で、好きでない分野の資格を目指す事もある。そうした資格はものすごく苦労して結局取れなかった。簿記や福祉住環境コーディネーターだ。弁理士、社労士、行政書士もテキストを買い揃えたが取れなかった。単に難しい高度な試験という理由もあるが、得意分野でないという苦手意識がどうしても抜けなかった。

次に教科書と問題集選び。
初期の資格はテキストが少なく一択の場合もあるが、古い資格は豊富にテキストがある。

教科書は実際に書店で手にとって読みやすく、好感が持てる書面の雰囲気のもの。カラー、二色刷り、見開き構成などの要素でなんとなく好きなモノを見つける。出来れば2冊ぐらい買えばどちらかは好きになれる。
問題集は最新がいい。内容は同じでも問題の出し方は、ひねくれて難しくなるモノが多い。最新の問題のクセを読んでおく。

勉強時間は、ある程度はまとめて取ったほうがいい。3時間あれば気分が乗るまで助走があっても正味二時間集中できる。
一時間でも助走が短いなら大丈夫。助走を短くするにはテキストや勉強を小まめ開く事だ。久しぶりにすると助走に時間がかかる。
音楽も目新しくない聞き飽きたものが集中できる。雑音を消すのが目的だからだ。読む、書く、音読、話すを繰り返す事だ。話すのは相手がいるので難しい。覚えるのは繰り返すのが良い。覚えてしまったところは飛ばして覚えてないところを勉強する。解けた問題は繰り返し解かない。
完璧を目指さないのも重要だ。試験で必要な得点率を少し上回る程度で止めておくぐらいが楽だ。好きな分野だとやり過ぎてしまう事があって、資格試験の中での苦手分野へ割く時間が減ってしまう。

以上が、私の資格試験勉強の心得だ。特に目新しい事はない。
苦手分野を頑張るのは薦めない。
好きな分野の勉強をして資格を取って自信を付けるのが醍醐味なのだ。

20年超の転職で見てきた上司列伝★天才指導者の弊害 

転職を繰り返してきた私が、さまざまな職場で観察してきた上司や管理者、指導者達について語る。
職場の居心地は上司の良し悪しに大きく影響を受ける。私は学生時代に世界トップクラスの指導者の下で卒業修士研究をしてきた。それは良い経験だが、世の中でそんな上司は滅多にいない。

上司が凡庸に見えて尊敬出来ないという弊害があったように感じる。

転職で仕事は選べるが上司は選べなかった。尊敬出来る上司や指導者の下で働くのが理想だ。上司なんて馬鹿で当たり前と割り切れない。天才的な指導者を見てきたので無意識に比べてしまう。

職場の上司に恵まれた時期もあったように思う。今の管理者は最低レベル。そんな上司がいる職場にしか入れなかった私の自己責任なのか。私に人を見る目がある訳ではないが、私でも判るぐらい仕事が出来る上司や同僚たちは職場全員はもちろん転職面接でも仕事が出来る雰囲気が溢れているので居なくなってしまう。

【紡績】 
上司 同い年ぐらい高卒印象なし
指導者 声が大きく温かい 人間関係に弱いと言われた 工具の使い方にも物理と化学に知識を持って臨めと教わる
上司兼管理者 寄せ鍋を囲む忘年会で「なんでも食べれる人は食べられないものがある人を気遣え」と言ってた 入社三ヶ月目に夜勤をいきなり命じてきた 体力気力ともに耐えられず退職

【セラミック】
上司 放任で印象なし
指導者 大阪出身 同い年ぐらい ライバル視してくる 職場で足跡掃除させられた 技術開発員や研究員ではなく単なる作業員扱いされた 本当の作業員さんに研究しろと言われた

【パン製造】
管理者 勤務日数の管理 非人間的
指導者 作業ごとに日替わりだった 一年以上経ってどこに行っても顔見知りがいるようになった どこの作業でもそれなりに出来ると褒めてくれる人がいた ここではいいように使われるだけで自分のやりたいことが出来ないと感じた

【自動車登録場】
上司1 すごく良い人 むしろお人好し
上司2 人当たりがいい 頭もいい 英語の高い教育を受けた 私が英語で日記を書いていたのを見つけた 後年私の直属上長に再びなってくれた
指導者 気難しいおじいさん 非正規雇用を心配してくれた

【税徴収科】
上司 お人好し 退職
指導者1 税務しか出来ないオタク系
指導者2 おじさん達にはバラちゃん呼ばれて可愛がられた 豪快 世話好き 話好き 女好き

二代目上司 強面 飲み会でウイスキーの飲み方を話していた イヤイヤ聞いていた私に 「堅っ苦しく聞くことはない、好きにやればいい」と言ってくれた
指導者 弱気のオタク

【学校事務】
上司 おばあちゃん 女性公務員として最も出世した人
指導者 すごく人当たりがいい 頭もいい 怖いぐらいに厳しい面があってルールの抜け道にも精通 すぐに栄転
二代目指導者 凡庸 頑固 私が貰う表彰状を自分で印刷しろと言ってきた

【課税事務】
上司 登録場での上司が私を拾ってくれた 一年後の退職時の面接では書面上は普通の評価だが口頭ではボロボロに怒られた 遅い 覚えてない 迷惑 他人に助けを求めすぎと言われた 部下へ自腹で奢る事もしばしば 退職後もずっと年月のやり取りをしてる

二代目上司 凡庸 胃が弱い 仕事しない 苦情対応では部下の私を悪者扱いにした

女性指導者 元気 バラっちと呼ばれた 仕事が雑で書類が汚いと言われた 並べ方や付箋の貼り方を注意された あまりに厳しい指導でうつ症状が出た 追い出されるように退職

トップ上司 診断書を持って2週間休んだときに、「今回は良いけど次回の更新はないと思え」と言った 実際その通りになった

管理上司 戦闘機オタク 権力好き 私以外の非正規職員全員に次の職場を準備してた 反抗する私には冷酷だった

【塾あ】
上司兼指導者 ベテラン 怒るのは自分が担当するから榊原さんは褒めてくれれば良いと言ってくれた

二代目上司 年下 教科書の内容もよくわかってないので助けて欲しいと言う 生徒に怒るが逆効果 塾は閉鎖

【塾い】
上司 採用時しか合わない
指導者 なし

【塾う】
上司兼指導者 優しい 凡庸 机に向かうことも出来ない教育困難生徒を座らせて個別指導した私を高く評価してくれた 他校の先生よりおとなしくボンヤリ

【事務】
女性上司 高校の先輩 最初は優しかった 仕事でミスが多い私を半年で見切りをつけた

女性指導者 高校の同じ部活動の先輩 最初から厳しい 私のミスに気づくとすぐに見切りをつけた 上司に契約解雇を進言 すぐに出世した

女性指導者 育児短時間勤務中だった 書類作成のミスをなくす為にシステムの改修をしたがる私に対して人の目人の手で正確にやる事を指導した 女性事務員として過剰に丁寧

女性アドバイザー 新人や困る社員のフォロー役 できる社員はフォローするが出来ない社員は解雇へ持っていく役割 自己都合退職と会社都合退職の違いも知らなかった 心理学オタク お嬢様キャラ

【水処理】
上司1 凡庸 高学歴 目立たず成果が出ない事を当たり前としてる ダメ出ししかしない

上司2 低レベル 能力まるでない 失敗や無策を誤魔化すメンタルだけ すぐに退職

指導者 ハイレベル 高学歴 技術能力より上司の相手が上手い

同僚1 凡庸 仕事は過剰に丁寧 作業員

同僚2 高学歴 2留 アニメオタク 人生や仕事を舐めた態度 上司のご機嫌伺いだけが仕事と割り切っている

【派遣】
管理者1 低レベル ITオタクおじいさん 毎日怒号

管理者2 低レベル 営業崩れ 営業しかしてこなかった 管理能力なし

指導者1 美人 セクシーな体型と服で営業成績トップ すぐに退職

指導者2 女性 初日から遅刻 メールも間違い多い 一度も直接面談せずに勝手に契約満了を決めた

指導者3 男性 高学歴 若い 書類の書き方や面談時間の使い方声の掛け方が良い 新規開拓営業も出来る トップ営業マン 現職は踏み台と割り切ってすぐに退職

井上陽水、デビュー前の空白期間で何を学んだか?デビューアルバム「断絶」の意味とは?

陽水さんは、1969にアンドレカンドレとしてデビューしたがヒットせず、
1970で活動停止。
その後、1972年3月に陽水として再デビューした。
その間は空白期間とwikiには書いてある。

陽水マニアの私は、その間に、土方として肉体労働をしていた時期があると別の資料で読んだ。
アンドレカンドレの歌唱は、明らかに子供っぽい。
それに対して陽水名義になってからは声の輝きが全く違う。

一説には土方仲間に歌唱法を習ったともいう。
そうやって初期の歌を見ると、
「夢の中へ」では
這いつくばって這いつくばって何を探しているのか?
という真面目に働くサラリーマンを皮肉っているようにも見える歌詞がある。

傘がないが収録されたデビューアルバム名は「断絶」だ。
一般的には、
若者と大人との断絶と思われている。
が、私の見方は違う。
一般サラリーマンの中産階級と土方肉体労働者の間のギャップを指していて、その貧困とキツイ労働者へ差す「傘がない」と歌ったタイトルに思えるからだ。

陽水の不思議な歌詞の裏には、中流階級からはぐれたアウトロー視点が入っていることが多い。

最近、私もその歌詞に大いに共感している。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E9%99%BD%E6%B0%B4#cite_note-12

ストロングチューハイに見るアルコール産業の闇


アルコールは脳に入ると酩酊する。その緊張が解けた状態が会話を弾ませるので、百薬の長とも言われる。
実際にはアルコールは薬よりも毒に近い。

【松本俊彦(まつもと・としひこ)】


国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 薬物依存研究部長、薬物依存症センター センター長



アルコールは害がある。肝臓にも脳にも悪い。下戸というアルコールをうまく分解出来ない体質が日本人に多い。腸内菌が理由だという。
それ以外に、アルコールに弱い脳もあるように私は信じている。脳の入り口で、毒を止める関所が弱い、脳自体がダメージを受けやすいと言った体質だ。
父はビール工場で瓶洗浄の仕事をしていた。腐ったビールの臭いがキツイ職場で、新人はすぐに辞めていく。
ただ父は祖父が作った瓶洗浄会社に居続ける道を選んだ。臭いに鈍く、ビールも好きだった。
ビール臭い職場から帰っているのに毎日ビールを晩酌してた。
若いときから、鈍い雰囲気で喋れない人間だったが、職場では将棋を指して若い社員やもっと喋れない社員の相手をして、信頼されていたようだ。
身体も丈夫だったが、アルコールの毒を長年扱い過ぎて、近頃のボンヤリぶりは年齢以上だ。
家事の手伝いと運転以外は、ずっとボンヤリだ。ひきこもりにも近いし、痴呆にも近い。友人もほとんどいない。パークゴルフをやりに行くのだが、友人と話したような気配はない。
元々の性格もあるが、アルコールの弊害があったように感じる。
祖父が遺した会社も、現経営者に遺産の株を全て売って縁を切ってしまった。祖父は酒が大好きで、料理酒まで隠れて飲む人だった。長生きしたが、祖母よりは20年近く早く逝っている。


父は、私に、あの会社には行くな、と言っていた。それほど劣悪な職場だ。
酒産業は薬物産業に近い。違法ではないが、脳を酩酊させる薬物をきれいな広告に乗せて売りさばいている。
父は瓶洗浄だが、アルコール産業の一端にいた。その被害も受けた。
アルコール産業は、ストリングチューハイに見られるように、健康を作る食産業とは逆の、脳を害する薬物産業だ。

【新発想】体温発電の充電が永久に不要な腕時計バンド


物欲と好奇心を刺激する新商品の紹介記事だ。体温で発電するスマートウォッチだ。
世界初! 体温発電で充電永久不要のウェアラブルバンド「MOTHER」 | GetNavi web ゲットナビ
https://ideasforgood.jp/tag/matrix-industries/
2016年12月に紹介されている。熱はエネルギーの最終形と昔は教科書にあった。熱からエネルギーは作れないというのが当たり前だったのだ。
その常識を変わりはじめた。
温度差を利用して電気が流れる材料が温度差発電はゼーベック素子(熱電素 子)と呼ばれる半導体素子を使用して,熱エネ ルギーを電気に変える発電方法である。
カリフォルニア工科大学出身のAkram Boukai氏らが2011年に創業したシリコンバレーのスタートアップ企業、Matrix Industriesが新たに開発したのは、世界初となる体温で発電するスマートウォッチ「MATRIX Power Watch」だ。
と記事にある。
ちなみにこれを紹介した目利きサイト
アイデアフォーグッドさんは、最先端技術だけではなく、社会に良いというアイデアを伝えてくれる。
直近の2020年1月20日は
ニューヨークの公共ゴミ箱の新しいデザインについての記事だった。
https://ideasforgood.jp/2020/01/20/betterbin-nyc/
この2つはどちらも思い込みがあって、技術革新や改善と無縁だと見過ごされていた。
うで時計は電池を消費する、
ゴミ箱には改善の余地がない、
技術の進歩や発想の転換があれば、まだ改善出来るものはたくさんあるはずだ。

格差と健康の深いつながり★戦略的な健康知識

格差社会という現実と戦う武器として化学知識に基づく健康情報を若い人に伝えたい

1健康と格差社会
2健康は簡単には買えない
3栄養を考えた健康法
4恋愛と就職という格差社会の戦場
5若い人に健康知識を



【ギャップ】健康知識こそが格差を越える最大の武器

近年、格差社会というキーワードはよく聞かれる。同時に健康格差も指摘されている。格差とは金持ちと貧乏人のギャップだ。結婚や子育て、教育を通じて金持ちと貧乏人が混在する場面はある。

格差とは金持ちとの経済の差が広がるだけではない。逆転どころか共通点すらなくなっていく断絶された社会を格差社会と呼んでいる。

健康は現代日本では貧富による差が、小さいように見える。貧しくて薬も買えないっていう世帯は一見すると社会から見えづらい。

だが、家庭が貧しくて栄養、教育、衛生管理が行き届かないケースは実際にある。貧乏人はジャンクフードを食べて、学校も行けず、汚い部屋に住んでいるケースは、ありふれている。
スーパーで安い食材をまとめ買いして計画的に自炊するのが、出来ないような貧乏人が多い。当然、安い外食やコンビニ弁当に頼る。

外食や弁当でも栄養知識を持ってしっかり選べばマシだが、実際には美味しそうに展示される売れ筋商品を勧められるままに買うケースも多い。

栄養の知識や健康の知識は、貧乏人にこそ、必要な情報と生活の知恵だ。生活防衛は情報戦なのだ。コンビニは安く作れて高く売れるモノを売りたい。安く売るモノは安いなりのワケがあるということを、暗に示して高い商品へ誘導する。


本当にコスパよく健康食をコンビニ等で探すなら、原則がある。私が意識してるのは次の5つだ。


1、栄養を意識して選ぶ
2、繊維質と魚料理を増やす
3、豆、発酵食品、鶏肉を積極的に摂る
4、体質と季節に合わせて選ぶ
5、健康に悪そうなものを避ける(揚げ物やジャンクフード)

原則に沿って、コスパを考える。
コンビニで買う必要がないものを避けるのも大事だ。ペットボトルのお茶が典型だ。小さな水筒と粉末を持ち歩いた方が断絶、コスパが高い。おにぎりも貧乏なら自家製が基本だ。

世の中は外食やコンビニ食の誘惑が多い。逆に自家製弁当や自炊にはハードルが高い。甘い誘惑に流されてばかりでは、健康も金も得られない。

若いうちに、健康を意識することが大事だ。本人と親の教育が必要だ。若いうち、本当に健康ならば、学業、スポーツでも対等に戦える基盤が出来る。不健康では最初から戦いが不利だ。

健康的な人が好ましいルックスに感じるのは人間の本能だ。若い時に健康なら仕事の面接、デートの約束、結婚にもスタートダッシュが出来る。人生はやり直しも出来るが、スタートダッシュが一番確実な戦略の一つだ。

健康な年寄りになっても、子作り世代ではない。若いうちに健康をアピール出来ることが、格差社会と付き合う最大の戦略だ。健康は取り戻せても年齢は戻らないのが現実だ。若々しく保つのが今の目標だが、今まだ若い人にこそ早く健康アピール出来る知識と実践を勧めたい。

【見えざる構図】伝統的和食には健康食の利点は多い★和を捨て欧米化やファスト化が進んでいる

日本の経済や文化の構図には、原則がある。
新聞マスコミ、インターネットニュースでも、
当たり前のこととして、特段説明されないので、時々忘れてしまう構図だ。
自己責任論で苦しむ方、責める方は、忘れている日本の構図だ。

【健康食】魚と豆を食べるメリットは確かだ。
伝統的和食、昆布、鶏肉も正しい。肉脂、白砂糖は摂りすぎない。肉の焦げNG。
植物性油は料理の温度に合わせる。
痩せ型寒がり体質には冷たい物や身体を冷やす食べ物は良くない。
ハム、即席麺の一部には健康に良くない物もある。
バランス良くが大原則だ。

【和食】和食にはメリットがある。日本人伝統的な腸内環境とも適合する。
食事の欧米化が進んでいる。
日本人の体型を変えて、建築や住居文化も変えていく結果になっている。
全て欧米式に作り変える。
ザンギリ頭の文明開化や鹿鳴館は脈々と続いている。
尊王攘夷派って先見の明があった。
明治150年。黒船から原爆、ミズーリへの流れは止まらず加速している。

【植民地】欧米は占領地を植民地として経営している。
欧米式の文化を見せつけ欲しがらせる。
テレビ、広告、教育を通じて文化を欧米の真似に作り変える。
安い賃金の仕事を押し付ける。貿易を通じて、割の悪い仕事を植民地の産業にする。
欧米の富裕層の生活を憧れさせる。
なぜ、馬車道具屋のルイヴィトンや永遠の輝きのダイヤモンドの広告があんなに見事か不思議じゃないのか?

【衰退】当たり前だから言わない事(占領下)が気になる。
知ってて知らない振りをしてるだけなのを、自分だけ本気で心配してしまう癖がある。
東京から愛知の田舎町に戻った時にも思った。
廃れて過疎化して衰える故郷に、日本の将来を重ねる。

【幻覚感】見えないものが見えるような感覚。
見えてる人はずっと見えてて憂いてる。
見えても気にしない人はずっと気にならない。
新たに自分だけが見つけたモノはない。
自分だけが気づいた、自分が言わなくちゃ、となると病的だ。
みんな知ってて対策や無視してるだけだ。

【生かさず殺さず】
植民地経営は、日本の衰退だけを望んでいるわけではない。
欧米を脅かさない程度の富と
利用価値がある程度の国力を維持する腹づもりだ。

さて、見えていようが、見ないでいても
結論はあなた次第。
私は、構図が見えずに自己責任論に苦しむ人へ
伝えたいと願っている。

2019年から2020年 40代が作ったプレイリスト

プレイリスト作成。音楽通の友人に聞いて貰ってる。好評。

懐かしい曲、売れっ子の曲とか、いい曲入ってるねという感想を貰ってる。


馬と鹿 米津玄師
Butterfly BoA
赤いトラクター 小林旭
カナリア 井上陽水
ティーンネイジャー フォーレバー キングヌー
Next time you fall in love 作曲アンドリュー ロイド ウェーバー
ヴィーナス 長山洋子
アリ王子のお通り ウィル・スミス(アラジンより)
どうしようか? Nissy
Rising Hope LiSA
ノーダウト Official髭男ディズ厶
オール アラウンド ザ ワールド 
R3HAB
ビルボード ジョナスブルー
白に染めろ ASIAN KUNG-FU GENERATION
us milet
あなたに逢えて 小椋佳
10時の方角 Sumika
二時間だけのロマンス 宇多田ヒカル
炎 松山千春

【人工知能AI】健康になるための人類の知恵を総結集して欲しい

健康のための知識と技術はあまりにも多くて、一人の人間では手に負えない。AIにこそ期待したい。

https://www.lifehacker.jp/2017/11/171101_book_to_read.html


https://www.tsumura.co.jp/kampo/nayami/benpi01.html


健康になるには、知識が必要。医者は細分化されすぎている。検索結果も数字を読むぐらいだ。
身体の不調、メンタル不調、目や鼻、皮膚、排泄の不調、性行為時や妊娠の不調なども、表に強く現れる症状だけを見ている。
身体も心も繋がっている。姿勢や癖、考え方、教育、環境、食事、排泄物、配偶者などが本人とその周りにいる。

単に痛みを取るだけでなく健康になるのが私達の願いだ。医者はそこまで診てくれない。

痛みが取れたら、健康になるために工夫出来ることをやってみることだ。その専門家も探すべきだ。

漢方、ヨガ、養生訓、おばあちゃんの知恵などをもっと尊重したい。薬がなくても健康に生きるコツがある。両親や祖父母たちも似たような体質、環境でそれぞれの健康法を模索したはず。すでに亡くなった親戚から、自分も罹患しやすい病気の傾向も想像出来る。その対策も伝え残っている。

何千年も健康を目指して情報を積み上げてきた。触診、便の色、粘膜の観察、声の調子、肌の色艶、姿勢、排泄回数、咳やクシャ、遺伝など総合的にAIに判断させて、最適な健康アドバイザーになる日を期待している。

電気化学はバイオにも大きく関係するスーパー技術だ

電気化学は化学の傍流だと思っている人が多い。
実際は最先端であって、本流になりうる大きな分野だ。電気を使って電極上の酸化還元反応を制御することを中心とした化学だ。これが将来のバイオと大きく関係する。

これまでは電極は平面的で表面処理、めっき、電池などの分野で必要な技術だった。
精錬やめっきはローテクと思われることが多かったので、
ハイテク代表であるコンピュータ部品や半導体産業、リチウム電池で電気化学が使われることが驚かれた時代もあった。
しかし電気化学は、半導体、エレクトロニクスだけに留まる技術ではない。

燃料電池、エタノール、メタノールなどの合成や発電、バイオマス反応、バイオマスで使われる微生物を増やすような反応にも応用できる。バイオ技術と電気化学は出会ったばかりだ。これから大いに発展する。

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00396058


一般的な化学反応だけでなく、菌のような微生物が増えていく成長や発生も反応と同じように電気で促進できるのだ。菌は、栄養の一部に酸化還元反応を使っているからだ。

鉄や銅を菌の体に取り込んでいることが多い。

赤血球が鉄を含んでいることは有名だが、菌にも金属が含まれている。

そうした金属は酸化還元反応を通じもて微生物が栄養分を取り込む際に使われる。糖などを燃やして栄養にするという表現があるが、同じように銅や鉄を酸化・還元して栄養を得る菌もいる。

肥料にもミネラルとして金属が含まれるのは植物も、菌も金属を栄養を得るときに利用しているからだ。

そうした金属の酸化還元反応はグラフェンとも関係が深い。
電気化学の一番得意な分野で、それを加速する触媒としてグラフェンはとっても重要な物質だ。

グラフェンは炭素数層でできた平面と、そのエッジ部分、端部から成る。この端部がこれまでにない触媒活性点あることが証明されてきたようだ。2009年時点で私は直観的に端部の活性度の高さを指摘している。端部にナノサイズの金属を配置して、反応物がグラフェンと金属の間に来たときに一気に反応が進むのだ。


日本の電気化学者にも、グラフェンとナノ金属微粒子を活用した触媒研究、バイオ分野でも応用をぜひ進めてもらいたい。

グラフェンとナノ微粒子を組み合わせた触媒の産業インパクトは物凄く大きい

電気化学にとってグラフェンと金属微粒子を組み合わせて反応をしやすくした高性能の触媒の発明はものすごく大きなテーマで、産業上のインパクトが大きい。

過酸化水素の製造方法を大幅に簡易に低コストにできる新規の製造方法を韓国チームが見つけた。そのキーテクノロジーはグラフェンと金属微粒子を組み合わせて反応をしやすくした高性能の触媒の発明だった。
数日前に私がこのブログで取り上げた2009年の私自身のブログで指摘していた触媒の新規製造方法の指針実現した形だ。
https://mokuyojuku.blogspot.com/2020/01/blog-post_32.html

数日前に私がこのブログで取り上げた2009年の私自身のブログで指摘していた触媒の新規製造方法の指針実現した形だ。

https://mokuyojuku.blogspot.com/2020/01/blog-post_32.htm

特筆すべきはこの触媒が、電気化学反応での触媒とのいう点だ。私のブログでも電気化学反応の触媒を想定していると書いている。従来の触媒は化学反応は、熱や圧力を高めて進める反応に使われる。

一方で、グラフェンとナノ金属粒子を組み合わせた電気化学反応向けの触媒は、従来はほとんど研究されず、実用例も少なかったようで、今後の発展が非常に大きく期待できる。

もう一つ重要なテーマは
バイオと電気化学は組み合わせられることだ。
触媒という考え方は電気化学の分野でバイオ反応と結びつけやすい。

今回の過酸化酸素合成だけでなく、有機物質の燃料電池、エタノール、メタノールなどの合成や発電、バイオマス反応、バイオマスで使われる微生物を増やすような反応にも応用できる。

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00396058

一般的な化学反応だけでなく、菌のような微生物が増えていく成長や発生も反応と同じように電気で促進できるのだ。菌は、栄養の一部に酸化還元反応を使っているからだ。
鉄や銅を菌の体に取り込んでいることが多い。
赤血球が鉄を含んでいることは有名だが、菌にも金属が含まれている。
そうした金属は酸化還元反応を通じもて微生物が栄養分を取り込む際に使われる。糖などを燃やして栄養にするという表現があるが、同じように銅や鉄を酸化・還元して栄養を得る菌もいる。
肥料にもミネラルとして金属が含まれるのは植物も、菌も金属を栄養を得るときに利用しているからだ。
そうした金属の酸化還元反応は
電気化学の一番得意な分野で、それを加速する触媒としてグラフェンはとっても重要な物質だ。
グラフェンというと単なる平面物質を想像するひともいる。
実際は、炭素数層でできた平面と、そのエッジ部分、端部がこれまでにない触媒活性点あることが証明されてきたようだ。2009年時点で私は直観的に端部の活性度の高さを指摘している。端部にナノサイズの金属を配置して、反応物がグラフェンと金属の間に来たときに一気に反応が進むのだ。

電気化学反応とは酸化還元反応を、そとの電源などから電気を電極に通じて、触媒上で進む反応反のだ。一般的には電気めっきや電池の反応が知られている。

日本の電気化学者にも、グラフェンとナノ金属微粒子を活用した触媒研究をぜひ進めてもらいたい。

ネパール人の料理人の知り合いが日本の料理で絶賛した二つとは?

ネパール人の料理人の知り合いが日本の料理で絶賛したものを二つ。

一つはおにぎりだった。
米はネパールにもあるが日本の米はものすごく美味しい。その上、もちもちとした食感がいい。その食感を活かしたおにぎりが美味しい。
たしかにパラパラとした米ではおにぎりはできない。おにぎりのように冷めて時間が経ってからも美味しいのが日本の米の最大の長所だ。

もう一つはちょっと考えてから
ソース焼きそば
だと答えてくれた。
これも盲点だった。言われてみれば納得できるが、焼きそば文化はアジア共通なのだ。
シンガポール、台湾、タイなどでも一番おいしかった料理は焼きそばに似ていた。

鶏や野菜などはネパールの田舎で放し飼いされている鶏や、自然の肥料を使った野菜の方がずっと美味しいと言っていた。彼の舌も料理の腕、知識は本物だ。ネパールでも日本に来てからもずっと料理の仕事を10年以上してきている。
日本料理も刺身などの包丁さばきも焼き鳥の串を打つのもすべて非常に習熟している。

おにぎり、ソース焼きそば。
ありふれていて、見逃していた。アジアに共通していてしかも日本独自の味があった。
彼はネパールでおにぎりを作るお店を作ると言っていた。日本の寿司やすき焼き以外のホントに日常の食文化が伝わることを願っている。彼のビジネスが大きく成功することを願っている。

韓国チーム グラフェンとありふれた金属のナノ微粒子の超高性能触媒を発明する【再掲】

韓国チームが発見したのは過酸化水素合成のための高性能触媒だ。

過酸化水素というありふれた化学物質は、実は半導体産業にとってものすごく重要物質だ。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/14/2020011480012.html

その製造方法を大幅に簡易に低コストにできる新規の製造方法を韓国チームが見つけた。そのキーテクノロジーはグラフェンと金属微粒子を組み合わせて反応をしやすくした高性能の触媒の発明だった。

環境負荷を低くして製造コストも安くなりそうだ。触媒価格2000分の1という驚異的に価格が低いを金属を使った触媒だ。
以前はプラチナを中心とした高価な貴金属触媒だったのをグラフェンと微粒子技術を組み合わせて、圧倒的な低い価格と高い性能の触媒を実現した。
新しい触媒に使われる金属はコバルトだ。

以前に私がこのブログで取り上げた2009年の私のブログで指摘していた触媒の新規製造方法の指針を実現した形だ。
https://mokuyojuku.blogspot.com/2020/01/blog-post_32.htm

特筆すべきはこの触媒が、電気化学反応での触媒とのいう点だ。私のブログでも電気化学反応の触媒を想定していると書いている。従来の触媒は化学反応は、熱や圧力を高めて進める反応に使われる。

グラフェンとナノ金属粒子を組み合わせた電気化学反応向けの触媒は、従来はほとんど研究されず、実用例も少なかったようで、今後の発展が非常に大きく期待できる。

今回の過酸化酸素合成だけでなく、有機物質の燃料電池、エタノール、メタノールなどの合成や発電、バイオマス反応、バイオマスで使われる微生物を増やすような反応にも応用できる。

一般的な化学反応だけでなく、菌のような微生物が増えていく成長や発生も反応と同じように電気で促進できる。菌は、栄養の一部に酸化還元反応を使っているからだ。

電気化学反応とは酸化還元反応を、そとの電源などから電気を電極に通じて、触媒上で進む反応だ。一般的には電気めっきや電池の反応が知られている。

今後も電気化学と触媒を使う新しい化学が進展するだろう。

モンゴル独自の文字文化と宇大国の影響 子どもの名前に込めた意味について

文字は、民族にとって大事だ。日本語にはもともと文字がなかったが、漢字を訓読みしたり、カタカナ、ひらがなを発明することで、独自の文字文化を獲得した。

一方、大国の支配によって文字が自由に使えない民族もある。モンゴルもその一つだ。

中国領のモンwゴル人は、
家族間では民族名を用いる一方、公的場面では中国姓・中国名を名乗る
オボク(氏族名)+個人名をなのる
とwikiにも書いてある。

元横綱朝青龍は、
ドルゴルスレンギーン・ダグワドルジ(Долгорсүрэнгийн Дагвадорж; Dolgorsürengiin Dagvadorj)
という長い苗字と名前を持っている。

日本人にとっては長すぎるため、しばしば一部を省力して名前として紹介されている。

モンゴルでも特に中国領内では
家族内で用いる民族名を有するが、公式には中国姓+中国名を名乗る
オーノス・チョクト/楊海英(静岡大学人文学部教授)
という例がwikiに紹介されている。
このは楊という字は、イァンと中国では発音とされる。それがモンゴルではオーノスという名前の一部ではあるオーの部分の発音と近いというような理由で、中国名が付けられるケースがあるらしい。
この説明は現地の人の裏付けが取れていないので、間違っているかもしれないが、中国名はモンゴルの名前の発音の似た漢字を使って付けられるという原則をモンゴル人の知人から聞いた。

モンゴルの学校のホームページには日本語の表記があるものがあった。日本のイメージはずいぶんと高いらしい。

ウヤンガ
үеийн төгсөгч Мөнххуягийн Уянга

http://new.shinemongol.edu.mn/%E7%AC%AC3%E6%9C%9F%E7%94%9F-m-%E3%82%A6%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%AC/

ウは烏龍茶の烏を使って漢字表記することが多い。もともとはモンゴルの文字で表記される名前だ。漢字の音だけを利用して表記している。漢字の意味と名前に込められた意味は異なる。

名前に意味を込めるのはアジアでは当たり前だ。
ヨーロッパは名前のバリエーションが、アジアより極めて少ないようなので、名前に意味を込めるよりも祖父や祖先の名前を繰り返しつけているような感じらしい。
モンゴルでは、日本とおなじように子供に独自の意味を込めた名前をつける。日本と違うのは、込める意味が二通り以上あることだ。
たとえば
春霞というような意味がある名前だとが井して、名詞にも動詞にもなる名前で動詞だと歌を歌うっていう意味にもなるという。

モンゴル文字は縦書きにしないと書けない。表記も縦書きにしないとできない。日本語も縦書きだが横書きにも読み書きできるのとは異なる。
モンゴルの文字は縦書きオンリーだ。そのためスマホでは選択するときは縦書きの選択欄が表示される。入力した文字自体は縦書きにまま全体が90度左に傾けて表示される。
読みづらいがそうしないとスマホに表示できない。
アメリカが主導のITでは横書きの左から右に書く以外の文字の文化は切り捨てられようとしている。

文字は文化そのものだ。文字がグローバル化で淘汰されていく時代が現代だ。

「細胞集積法」弘大が開発★人工的な生物膜を思い通りの形状に設計できる技術か?

臓器を再生する技術が進んでいる。未来の治療法の一つだ。次に薬効成分の検査する場としての期待される人工的な臓器だ。

https://this.kiji.is/589265479443383393

「細胞集積法」弘大などが開発/生体に近い立体組織生成、人口腹膜で特許/再生医療、創薬活用に期待 | 東奥日報社

これを医療以外に工学に応用させるとどうなるか?

化学反応の場としての人工的な生物膜を思い通りの形状に設計できる技術として大きな魅力をもっていると思う。

食事を消化して便として排出する動物は、食料工場の不要の廃水を処理する下水処理場の役目の一部も果たせる。

家畜の大便は産業廃棄物だが、発酵によってメタンガスを作って発電することもできる。

食料廃水をそのままタンクで発酵するより、人工的な消化器臓器の中で発酵させたほうが有利になるかもしれない。

固いタンクより柔らかな臓器内で温度や水分量を調整するイメージだ。栄養分として使えるモノは取り出し、発酵後のガスを活用する。最後の廃棄物から肥料を生産する。肥料を生産するために最適化された人工的な臓器と細菌環境設計も考えられる。

臓器内に直接電極を刺して発電する燃料電池もあり得るかもしれない。逆に消化や発酵を指した電極からの電気や磁気でアシストもできそうだ。

臓器という有機構造物に限らず、柔らかな反応タンクとして撹拌プロペラや加熱部や殺菌部や薬剤を出し入れするチューブも付けてハイブリット化も考えられる。
温度管理も臓器そのものが栄養分から発熱する生物細胞にすれば解決できるかもしれない。

化学的な材料としてのチューブは、ガスを通したり疎水性親水性を制御した高分子膜も使われてきた。金属やプラスチック、セラミック、ガラス管もある。
既存の化学反応は消化だけでなく、呼吸や光合成など生物の働きを模して作った反応も多い。。
そうした化学的な反応装置材料と生体材料を組み合わせて新しい生体型バイオリアクターを設計してみたら、きっと実用化されて有用物となる可能性が高いだろう。

化学反応の場としての人工的な生物膜を思い通りの形状に設計できる技術としての画期的だと思う。

弘前大学で細胞集積法の特許を!再生医療、創薬活用に期待

医学の分野や治療法は特許にならないっていう原則がある。治療するときにいちいち特許に抵触するかと考えるよりも人間の健康を優先させるからだ。 

今回、弘前大学で細胞集積法の特許を日本で取得した。立体的な臓器と血管を組み合わせた組織を人工的に再生するための技術だ。

「細胞集積法」弘大などが開発/生体に近い立体組織生成、人口腹膜で特許/再生医療、創薬活用に期待 | 東奥日報社

https://this.kiji.is/589265479443383393


複数の再生臓器を繋ぎ合わせるシート組織を開発したらしい。これまでは単独の臓器は再生医療で作れたが、それらを組み合わあわせて腹の中で配置する手法を新たに発明した。

コレは再生医療だから、本来は特許されないように思える。が再生医療は治療法だけではなく、薬効成分の効き目や副作用を検査する道具としての臓器を作る工業の一部という位置づけだ。

画期的な生物工学の進展だ。

倫理的に生き物の臓器を人工的に作ってしまう問題はある。

一方で生体ならではの薬効成分を検査する道具として開発が進むと予想できる。

医者だけでなく工学者との連携で生まれた成果だ。

可能性とポテンシャルが非常に大きい。もう少し技術の進む様子を見守りたい。