ネパール人の料理人の知り合いが日本の料理で絶賛した二つとは?

ネパール人の料理人の知り合いが日本の料理で絶賛したものを二つ。

一つはおにぎりだった。
米はネパールにもあるが日本の米はものすごく美味しい。その上、もちもちとした食感がいい。その食感を活かしたおにぎりが美味しい。
たしかにパラパラとした米ではおにぎりはできない。おにぎりのように冷めて時間が経ってからも美味しいのが日本の米の最大の長所だ。

もう一つはちょっと考えてから
ソース焼きそば
だと答えてくれた。
これも盲点だった。言われてみれば納得できるが、焼きそば文化はアジア共通なのだ。
シンガポール、台湾、タイなどでも一番おいしかった料理は焼きそばに似ていた。

鶏や野菜などはネパールの田舎で放し飼いされている鶏や、自然の肥料を使った野菜の方がずっと美味しいと言っていた。彼の舌も料理の腕、知識は本物だ。ネパールでも日本に来てからもずっと料理の仕事を10年以上してきている。
日本料理も刺身などの包丁さばきも焼き鳥の串を打つのもすべて非常に習熟している。

おにぎり、ソース焼きそば。
ありふれていて、見逃していた。アジアに共通していてしかも日本独自の味があった。
彼はネパールでおにぎりを作るお店を作ると言っていた。日本の寿司やすき焼き以外のホントに日常の食文化が伝わることを願っている。彼のビジネスが大きく成功することを願っている。