転職に行き詰まって読書をした。一冊目はビジュアルが美しい本。
村山昇 働き方哲学
内容は働くことに関する知識や造詣の百科事典だ。労働問題を学習するような読書だった。
レンガの寓話を使って説明する部分が分かりやすい。古典的な寓話なので既に知ってた。
レンガを並べる職人に何をしてるか聞いた返答の3例だ。
れんがを積んでる
稼いでる
大聖堂を造ってる
新たに感動するようなポイントは私には見つけられなかった。
二冊目が
鈴木祐 科学的な適職
こちらは科学的とは言っても筆者の主観を中心に書かれて読みやすい本だった。
仕事選ぶときに、自分の心のおかしなこだわりや視野が狭くなっていることに気をつけるべきだ。
自由な裁量や自分のペースでできる仕事が一番大事だ。
攻撃と防御が性格の分類の根本で、攻撃タイプは変化が大きい成長業界向きだ。
やりがい搾取に注意する。
似た人がいる会社は仲間が作りやすく居心地がいい。
やりがいがある仕事の共通点は、他人を気遣い、教えて、他人の人生を守ることだ。
職場は自宅から近い方が絶対良い。
こうした仕事選びの原則を踏まえて
思いつく仕事をすべて書き出す
そのリストの全部を選べなかったときの次の仕事に何を加える?
自分の友人恩師がそのリストに加えそうな仕事とは?
って視点で仕事を探すやり方が紹介されてた。
これを読んでなるほど、自由な裁量とマイペースねって思う。けどその視点もこだわり過ぎると一つも仕事が見つからない。
私は地元で両親と同居して生活してる。自宅を出て仕事をのために引っ越しする気はない。
決意こそが満足のカギってどこかで書いてあった。同感だ。自宅に住むと決意して住み続けてるから満足してる。
ただ、両親もいずれは他界する。仕事も地元で見つけるのは難しい。
地元での仕事は次の4パターンだ。
1、コンビニ、パチンコ等
2、介護、医療
3、学校、公務員
4、その他
典型的な地方の市だろう。
電車で名古屋まで行けば状況は変わる。仕事の種類は劇的に増える。
ただ、四十代のおっさんがこれまでの経歴を見られて採用される仕事かどうかを考えるとずいぶん範囲は狭くなる。
おっさんには今さら新しい職、新しい分野は無理だと採用担当は思うらしい。
かと言って過去の経歴で唯一長い職が非常勤公務員職では、活かす方法が見つけづらい。
八方塞がりなのだが、仕事をしないわけにもいかない。
私が思いつく出来そうな仕事は5パターン。
1、地元で隠れてる地味な仕事
2、パートタイムなどミドルが途中から始めやすいもの
3、複数のアルバイトを組み合わせる
4、集金、清掃、電話応対など
5、その他
自動車が運転出来ないのも、ずいぶん不利な要素だ。地元で探す時には自動車通勤するのが前提な職場がある。徒歩圏内で探すのは相当難しい。
金のためと割り切って仕事を選べないのは両親の目も理由としてある。パチンコや居酒屋などを嫌う親だ。
名古屋方面に出たい。定期代を支給されれば、仕事以外にも行動範囲が広がる。
こう考えると名古屋で通勤しやすく、労働時間が固定でシフト制でなくて、飲食アルバイトや学習塾アルバイトじゃない仕事をメインにするという事が決められた。
これから先の詳細は検索して再度別の記事に書く。