井上陽水、デビュー前の空白期間で何を学んだか?デビューアルバム「断絶」の意味とは?

陽水さんは、1969にアンドレカンドレとしてデビューしたがヒットせず、
1970で活動停止。
その後、1972年3月に陽水として再デビューした。
その間は空白期間とwikiには書いてある。

陽水マニアの私は、その間に、土方として肉体労働をしていた時期があると別の資料で読んだ。
アンドレカンドレの歌唱は、明らかに子供っぽい。
それに対して陽水名義になってからは声の輝きが全く違う。

一説には土方仲間に歌唱法を習ったともいう。
そうやって初期の歌を見ると、
「夢の中へ」では
這いつくばって這いつくばって何を探しているのか?
という真面目に働くサラリーマンを皮肉っているようにも見える歌詞がある。

傘がないが収録されたデビューアルバム名は「断絶」だ。
一般的には、
若者と大人との断絶と思われている。
が、私の見方は違う。
一般サラリーマンの中産階級と土方肉体労働者の間のギャップを指していて、その貧困とキツイ労働者へ差す「傘がない」と歌ったタイトルに思えるからだ。

陽水の不思議な歌詞の裏には、中流階級からはぐれたアウトロー視点が入っていることが多い。

最近、私もその歌詞に大いに共感している。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E9%99%BD%E6%B0%B4#cite_note-12