格差社会という現実と戦う武器として化学知識に基づく健康情報を若い人に伝えたい
1健康と格差社会
2健康は簡単には買えない
3栄養を考えた健康法
4恋愛と就職という格差社会の戦場
5若い人に健康知識を
【ギャップ】健康知識こそが格差を越える最大の武器
近年、格差社会というキーワードはよく聞かれる。同時に健康格差も指摘されている。格差とは金持ちと貧乏人のギャップだ。結婚や子育て、教育を通じて金持ちと貧乏人が混在する場面はある。
格差とは金持ちとの経済の差が広がるだけではない。逆転どころか共通点すらなくなっていく断絶された社会を格差社会と呼んでいる。
健康は現代日本では貧富による差が、小さいように見える。貧しくて薬も買えないっていう世帯は一見すると社会から見えづらい。
だが、家庭が貧しくて栄養、教育、衛生管理が行き届かないケースは実際にある。貧乏人はジャンクフードを食べて、学校も行けず、汚い部屋に住んでいるケースは、ありふれている。
スーパーで安い食材をまとめ買いして計画的に自炊するのが、出来ないような貧乏人が多い。当然、安い外食やコンビニ弁当に頼る。
外食や弁当でも栄養知識を持ってしっかり選べばマシだが、実際には美味しそうに展示される売れ筋商品を勧められるままに買うケースも多い。
栄養の知識や健康の知識は、貧乏人にこそ、必要な情報と生活の知恵だ。生活防衛は情報戦なのだ。コンビニは安く作れて高く売れるモノを売りたい。安く売るモノは安いなりのワケがあるということを、暗に示して高い商品へ誘導する。
本当にコスパよく健康食をコンビニ等で探すなら、原則がある。私が意識してるのは次の5つだ。
1、栄養を意識して選ぶ
2、繊維質と魚料理を増やす
3、豆、発酵食品、鶏肉を積極的に摂る
4、体質と季節に合わせて選ぶ
5、健康に悪そうなものを避ける(揚げ物やジャンクフード)
原則に沿って、コスパを考える。
コンビニで買う必要がないものを避けるのも大事だ。ペットボトルのお茶が典型だ。小さな水筒と粉末を持ち歩いた方が断絶、コスパが高い。おにぎりも貧乏なら自家製が基本だ。
世の中は外食やコンビニ食の誘惑が多い。逆に自家製弁当や自炊にはハードルが高い。甘い誘惑に流されてばかりでは、健康も金も得られない。
若いうちに、健康を意識することが大事だ。本人と親の教育が必要だ。若いうち、本当に健康ならば、学業、スポーツでも対等に戦える基盤が出来る。不健康では最初から戦いが不利だ。
健康的な人が好ましいルックスに感じるのは人間の本能だ。若い時に健康なら仕事の面接、デートの約束、結婚にもスタートダッシュが出来る。人生はやり直しも出来るが、スタートダッシュが一番確実な戦略の一つだ。
健康な年寄りになっても、子作り世代ではない。若いうちに健康をアピール出来ることが、格差社会と付き合う最大の戦略だ。健康は取り戻せても年齢は戻らないのが現実だ。若々しく保つのが今の目標だが、今まだ若い人にこそ早く健康アピール出来る知識と実践を勧めたい。