健康には食事 食を化学の目で見たら

健康と化学
栄養は脂肪とたんぱく質と炭水化物
脂肪は油、たんぱく質はアミノ酸、炭水化物は糖。
油は植物と動物で性質が違う。植物はサラサラ、動物はべとべと。
油の融点が違う。融点が低いとサラサラ。
油の酸化しやすさ違う。酸化するとべとべとになる。
油への溶けやすさも違うかも。
腸内細菌は油を分解して消化する。
腸内細菌が腸内にとどまるのはアンカー錨効果がある。
腸の内壁と細菌の界面のアンカーは糖や油によって変化する。
糖を取りすぎると、糖が好きな細菌が増え、
油を取りすぎると、油が好きな細菌が増える。
サラサラした油は極端に摂ると下痢になる。
ひまし油は下剤としての効果がある。
アミノ酸は窒素が含まれる。腸内でアンモニアを作りやすい。
炭素と水素に比べて、窒素や硫黄は臭い発酵をする。
体臭、おならが臭くなる。
肉を食べると性格が攻撃的になるらしい。
肉のアミノ酸と魚のアミノ酸に、違いがあるせいで、
腸内細菌が変わって、肉のアミノ酸は攻撃的な性格を強めるのかもしれない。
アジアでは伝統的に動物の肉は食べない。日本も鶏肉は少し食べるが、豚や牛は食べない歴史が長かった。
肉は油とアミノ酸だ。肉の脂と植物の脂は混ざりやすい。
油と水は混ざりにくい。
日本は水中心の食文化だから油は添える程度。洋食は油を多用する。水と油を同時に料理するときには、卵のような乳化剤がつかわれる。
乳化剤は広い意味では界面活性剤で、油と水の間の界面をなじませる。


化学用語と栄養学用語は重なっている。特に良い脂や魚のタンパク質が健康に大事なのだ。