アルミニウム蓄電池 千葉大学津田哲哉教授

【日経】今朝12月22日の日本経済新聞にアルミニウム蓄電池の記事がありました。千葉大学の津田哲哉教授の成果。アルミニウム電池は放電はできても充電が難しかった。

備長炭を使うアルミニウム空気電池で最近よく自作している。記事を読むとアルミニウムと炭素電極以外のさまざまな電極の組み合わせが研究されている。

炭素の代わりに硫黄材料を使うのが千葉大学の成果で硫黄を有機高分子として使う。
リチウムイオン電池でのリン酸鉄リチウムも紹介されていて電池の材料探索の現状がよく分かる。

レドックスフロー電池は図中で紹介されている。鉄液を使うレドックスフロー電池と鉄空気電池の組み合わせに注目している。自動車向けより再生エネルギーのデマンド レスポンスを応用先にするなら全液体のフロー電池は有利だ。





千葉大学津田哲哉教授の使うSPANと呼ばれる硫黄高分子。
アデカ社がリチウムイオン電池向けに発表している。硫黄が4割も入っている。黒い粉体の外観で炭粉体と似ている。
寒天で固めるなら同じ作り方で出来る。アクリロニトリルを硫黄で変性した高分子。ゴムの加硫に似ている。