薬と炎症とメタボ体重には関係がある

 【炎症と筋肉】薬と炎症と体重には関係がある。炎症があるとメンタルを含めてよくない。炎症とは血管内皮の小さな傷が治らない状態だ。太りすぎで血管に傷がついているなら、脂肪か筋肉を落とせばいい。運動で脂肪を落とすのが一番いい。

が、運動が難しい場合もある。
それは筋肉を落とす薬を飲んでいる場合だ。一部の降圧剤はアドレナリンを減らして筋肉の血流が減る。メンタルの薬も鎮静作用で筋肉が弱まって動きにくくなる。筋肉が弱まると運動で脂肪を落とすダイエットができない。だから太ってしまい痩せないのだ。
マウスに与える降圧剤で体重が減って血糖値も改善する報告がある。脂肪肝も改善できる。だが、この降圧剤はアドレナリンを抑える作用で血圧の下げるのだから心臓を含めて身体全体の筋肉が弱まる。圧迫された血管の炎症は体重減で一時的には改善するだろう。が、運動で脂肪を落とせない身体になってしまうと結局は薬漬けで、そのうち体力が落ちて病気も悪化する可能性がある。
メンタルの薬は抗ヒスタミン作用もあるので炎症が収まる。薬漬けで痩せられないぶよぶよした身体になるのが欠点だ。
メンタルの薬にはアレルギー薬と降圧剤を併せ持つような特徴がある。アレルギー薬もよく眠れる。降圧剤も鎮静作用的に働く。