人工知能2020からの予想 当時は未来をこう見た

2020年に人工知能の可能性が大きいことを指摘したブログを再掲する。自動生成AIは当時はまだ実用されていなかった。が将来の人工知能がそうしたニーズを目指していることは報道されていた。

1で人工知能がコールセンターの音声応答を出来るようになると2020年に予想したが、2023年にはまだ音声応答で会話できる人工知能は実用化されていない。

234はまさに自動生成のAIそのものでチャットGPTに代表される。

5は一部で使われていると思われるが大衆に普及するタイプではないためわかりにくい。大衆が直接、人工知能を操って投資家、弁護士、医師、科学者が不要になる社会にはまだ至らない。

以下が2020年の私見。

AI人工知能は伸びる。普及し始める。
AIでやることは

1、コールセンターの自動音声による回答

2、ホームページ向けの記事の作成

3、人間の書いた文章の校正

4、広告用のモデル画像の作成

5、投資家、弁護士、医師、科学者の補助

コールセンターは大勢で人件費がかかる。苦情を受ける人のストレスも強い。AIを使う方が良いと思う経営者も多いだろう。

名古屋で分かるのは三菱電機も三菱UFJ銀行もコールセンター求人を現在も大量に出していることだ。
三菱の経営者には人工知能AIを使ったコールセンター業の置き換えは時期尚早と思えるのだろう。



ホームページはグーグルの仕組みで上位に表示される記事が選ばれる。そのグーグルの仕組みを熟知した人工知能が書くホームページの記事は当然、上位に表示されやすい。
検索されすい検索ワードも人工知能は調べている。上位に表示されれば当然、閲覧数も増える。その閲覧数に応じて広告収入が増える仕組みがあるので、ホームページ制作会社はウェブライターを大量に使った記事を作るより人工知能を使いたいだろう。

RETTYというまとめ記事を集めたサイトには人工知能によるまとめ記事が既にあるという。口コミの一次情報は人間だが、それを記事に加工するのは人工知能の仕事になる。



人工知能がみずほ銀行の広告文章を校正するというニュースを先日読んだ。人工知能は凸版印刷の技術だという。意外な組み合わせだった。だが三菱UFJ銀行よりもみずほ銀行のほうが人工知能の導入に積極的な印象は受けた。まずは人間の補助で直接お客様との対応はしない分野から上手く選んでいる。


アパレルなどのモデルさんはスタイルと顔の両方が求められる。モデルさんは人気の職業だ。が、経費を下げるに人間を使わないほうが有利だろう。いそうでいないモデルの顔を合成する人工知能は有名だ。手足の動きは人間のほうが安く出来そうだ。顔や表情を合成画像で作るのだ。人種差別や多国籍多民族対応などの用途もあるので、普及は早いだろう。

投資家をはじめ大きなマネーに関わる専門家の補助あるいは置き換えも人工知能の主戦場だ。大きなマネーが動くのは社会のニーズも高い。特に医師の画像診断などで人工知能が活躍しそうだ。


人工知能が活躍するのは人件費が高いとか大きなマネーが動く花形職業が先行する。

人間の仕事は対人職、接客や介護。
清掃やメンテナンスなど非定常業務が増える。毎日行う作業は機械やロボットが担当する。事務職もそうだ。

つまり毎日くり返す反復の仕事が減ってその都度判断する仕事が人間に残される。


芸術もデザインもキレイにたくさん作るのは人工知能。人間は拙くても超個性的。あるいは人間技の限界突破だ。


戦争に近いイランとアメリカの情勢も気になるが、大きなトレンドは人工知能の方だと信じている。