血液の鉄の酸化還元で筋肉を動かす 大腸と鼻腔の左右差を無意識に使いこなす排出ポンプ


【健康法 血液と大腸】血液は酸素を運ぶ。細胞はATPのリン酸部分を酸素を使い酸化して熱やエネルギーを取り出す。筋肉は電気信号を受けて縮む。脳が電気信号の出し方を学習している。エネルギーと信号を分けて考えるほうが合理的だろう。EVよりガソリン車がパワーが出る。

ガソリン車の制御する電気信号との組み合わせを改善する。人工知能があればガソリンの酸化で車を動かす時にもっと複雑に制御できる。
血液は鉄と酸素の結合で、酸素分圧の差で酸素を脱着している。血液の鉄だけを見れば酸化還元をしている。肺で酸化され細胞で還元される。
血液は毛細血管を通る。毛細血管のサイズから考えると粘性の高いドロドロな液体を心臓の脈動ポンプで動かしている。血管内皮には運動、特に緩急の差がある運動で酸化窒素ガスを出す仕組みがある。このガスのおかげで血管のしなやかさが保たれる。血液が流れやすくなる。

この一酸化窒素は血液の鉄の酸素と置き換わり酸化して二酸化窒素になる。酸素分子と一酸化窒素分子はほぼ同じ大きさだ。赤血球は酸素を運ばず二酸化窒素を運んでしまう。コレが良い方向に働くと、血管内で使われなくなった血液の固まりを還元して再び流れやすい血液に変える。筋肉は一酸化窒素で緩む。

ミクロな身体の仕組みからマクロな身体を見る視点に変える。大腸には大便が溜まり身体のなかでは1番の毒素を抱える。早く体外に排出すべきだ。大腸右側は上昇流、左が下降側。右半身は利き手で交感神経で筋肉が縮みやすい。交感神経が動く昼間に右側の大腸で大便が上昇するんだろう。寝ている時に副交感神経優位で左側の大腸で大便が肛門に向かい下がる。

この左右の筋肉の緊張の差を使うイキミが自然にできるのが排泄だ。この左右差に左右の鼻を代表する呼吸法が関わる。右鼻が使えないと右側にちからが入らず排泄力が弱まる。

邪心邪気は肉のアミノ酸から生じる麻薬成分だ。通常は胃から上がらないように筋肉が働く。しかし筋肉が緩んで上手く働かないとこの麻薬成分のガスが上がる。鼻から脳に麻薬成分が作用して邪心を起こさせる。悪い気分になる。ゲップが典型だ。

鼻は常に換気して新鮮な外気を取り入れる。それが出来ないと臭い腹の邪気で頭が邪心に支配される。邪気を抑えるにはさまざまな方向が考案されている。ブツブツと唱える念仏で呼吸を整える。1日に数回身体を踊らせる運動をする。ゆっくり座り呼吸に意識を向ける。これは呼吸を時々止めて流してを繰り返して一酸化窒素を出す健康法だ。

筋肉が一酸化窒素で緩むことを意識すると、筋肉の緊張し過ぎで肩などが凝る痛みを一酸化窒素で改善できる。一酸化窒素は血液の緩急ある動きで放出される。笑うときにも放出される。一酸化窒素は脳にも働く。胃から上がるような麻薬成分のガスに比べると一酸化窒素は緊張を緩めるガスで適量なら健康に役立つ。

コレらが仏教の医学だ。善行をすると気分が良くなる、笑うと元気になる、というのもメンタルヘルスの健康法だ。